スラッシュ自らキュレートしたフェスでのライヴを完全収録した『ライヴ・アット・ザ・サーペント・フェスティヴァル』11/5発売決定!
自身の音楽ルーツを再訪したカヴァー・アルバム『オージィ・オブ・ザ・ダムド』を昨年発表したスラッシュが、自らキュレートしたフェス型ツアー<サーペント・フェスティヴァル>を同年夏に開催した。そのツアーより、24年7月17日のコロラド公演でのスラッシュのライヴを完全収録した『ライヴ・アット・ザ・サーペント・フェスティヴァル』が、11月5日にソニーミュージックより発売されることが決定した。
このフェスティヴァルは、スラッシュの他、ウォーレン・ヘインズ・バンド、ケブ・モ、クリストーン“キングフィッシュ”イングラム、ロバート・ランドルフ、サマンサ・フィッシュ、エリック・ゲイルズ、ZZワード、ジャッキー・ヴェンソン、ラーキン・ポーが参加、公演会場によって出演アーティストの組み合わせが変わるユニークなツアーとなった。ツアー・タイトルの“S.E.R.P.E.N.T.”とは、スラッシュがこのフェスで標榜した理念である、Solidarity(結束)、Engagement(関与)、Restore(復活)、Peace(平和)、Equality(平等)、N’(=and)Tolerance(寛容)の頭文字を取ったネーミングであり、同時に「蛇」(=Serpent)に掛けてもいる(かつてのバンド名は“スラッシュズ・スネイクピット”)。
スラッシュ・バンドの顔ぶれは、『オージィ・オブ・ザ・ダムド』のレコーディングに参加した主要メンバーであるタッシュ・ニール(G, Vo)、ジョニー・グリパリック(B)、マイケル・ジェローム(Dr)、テディ・アンドレアディス(Key, Vo)。ジャム・セッションに長けた彼らが楽しげでエナジー全開の熱いステージを展開する中、主役であるスラッシュはギターを幾度となく変えながらブルージーでエモーショナルなソロを弾き倒しており、自身に影響を与えた先人たちへの敬意を込めながらも、スラッシュならではのハード・エッジな攻めのギター・プレイを披露している。また、本作はボブ・ディランの「悲しみは果てしなく」やジミ・ヘンドリックスの「ストーン・フリー」などアルバムには収録されなかった5曲が聴ける他、完全生産限定盤に付くBlu-rayには、同ライヴのフル映像に加えスラッシュのインタビューを中心としたドキュメンタリーが収録されており、彼の音楽的原点をさらに深堀りできる内容となっている。
■ アルバム情報
スラッシュ 『ライヴ・アット・ザ・サーペント・フェスティヴァル』
Slash – Live at the S.E.R.P.E.N.T. Festival
2025年11月5日(水)発売 (海外:11/7)
<完全生産限定盤>(2CD+Blu-ray)
SICX 30250~2 ¥6,800(税込)
◎高品質Blu-spec CD2仕様
◎解説・歌詞・対訳付
◎日本語字幕付
<通常盤> (2CD)
SICX 30253~4 ¥3,500(税込)
◎高品質Blu-spec CD2仕様
◎解説・歌詞・対訳付
◎日本独自2CD仕様
<収録曲> ※ ( )=オリジナル・アーティスト
CD1:
1. Intro / イントロ
2. Parchman Farm Blues / パーチマン・ファーム・ブルース(モーズ・アリソン)
3. Killing Floor / キリング・フロア(ハウリン・ウルフ)
4. Born Under a Bad Sign / ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン(アルバート・キング)
5. Oh Well / オー・ウェル(フリートウッド・マック)
6. Big Legged Woman / ビッグ・レッグド・ウーマン(フレディ・キング)
7. Key to the Highway / キー・トゥ・ザ・ハイウェイ(ビッグ・ビル・ブルーンジー)
8. Papa Was a Rollin‘ Stone / パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン(ザ・アンディスピューテッド・トゥルース)
CD2:
1. Stormy Monday / ストーミー・マンデイ(T・ボーン・ウォーカー)
2. The Pusher / ザ・プッシャー(ホイト・アクストン)
3. Metal Chestnut / メタル・チェスナット(スラッシュ)
4. Crossroads / クロスロード(ロバート・ジョンソン)
5. Stone Free / ストーン・フリー(ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)
6. It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry / 悲しみは果てしなく(ボブ・ディラン)
7. Shake Your Money Maker / シェイク・ユア・マネー・メイカー(エルモア・ジェイムズ)
BD:
上記の映像にドキュメンタリー収録
(収録分数:約103分)