スラッシュ、アカデミー賞でパフォーマンスするために組まれた過密スケジュールを明かす

今月10日に開催された第96回アカデミー賞では、歌曲賞にノミネートされていた「I’m Just Ken」(映画『バービー』より)のライヴ・パフォーマンスにスラッシュが参加したことが話題の1つとなったが、スラッシュは当初、出演依頼を断っていたそうだ。

その時期、スラッシュfeat.マイルス・ケネディ&ザ・コンスピレイターズのアジア・ツアーの真っ最中で、受賞式の前日(9日)には韓国で、授賞式の2日後(12日)にはフィリピンで公演が予定されていた。スケジュール的に無理だと辞退したが、彼の出演を望む主催者側が、彼に代わりスケジュールを調整したという。

スラッシュは『Classic Rock』のインタビューで、アカデミー賞で共演したライアン・ゴズリングと再びコラボする計画はあるかと問われると、こう語り始めた。「ない、ないね…。あの曲(「I’m Just Ken」)は、俺の大切な友人、マーク・ロンソンから頼まれ、レコーディングしたんだ。映画は公開されると大ヒットし、あの曲も評判が良かった。それで、彼からオスカーでパフォーマンスしないかって誘われたんだ。最初は断ったよ。その時期はアジアにいるからね。でも、ハリウッドが全面協力だ。あの曲をプレイするために、俺を会場へ飛ばせた」

想像に難しくなく、当日は慌ただしかったそうだ。授賞式での思い出を問われると、「あの曲を無事プレイしたってことだけだね(笑)」と答え、舞台裏を語った。「俺は受賞式の当日に到着したんだ。ツアーの合間に2日間、休みがあった。それで韓国からLAへ飛び、会場へ向かった。そこでは、オスカーらしく大騒ぎだ。俺は(リハーサルで)ライアン・ゴズリングが歌い、ダンサーたちが踊っているところに駆けつけ、それから楽屋に入った。授賞式では他の俳優たちにまじり着席し、そのときが来るとステージに上がり、パフォーマンスした。後は、車に乗り込み、空港へ戻り、フィリピンへ飛んだ」

スラッシュは、5月に6作目となるソロ・アルバム『Orgy Of The Damned』をリリース予定。AC/DCのブライアン・ジョンソン、エアロスミスのスティーヴン・タイラー、ブラック・クロウズのクリス・ロビンソン、ZZトップのビリー・ギボンズ、ポール・ロジャース、イギー・ポップ、ゲイリー・クラーク・ジュニア、デミ・ロヴァートらと共にブルースの名曲をカヴァーした。


(Ako Suzuki)
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