ビリー・F・ギボンズ、ソロ作より新曲“My Lucky Card”のMVが公開

ZZトップのビリー・F・ギボンズはソロ・アルバムより新曲“My Lucky Card”のミュージック・ビデオが公開されている。
“My Lucky Card”は6月4日にリリースされるビリー・F・ギボンズの3枚目のソロ・アルバム『ハードウェア』に収録される。

“My Lucky Card”のミュージック・ビデオはこちらから。


ミュージック・ビデオはパピー&ハリエットズ・パイオニアタウン・パレスという有名なライヴ・レストラン/バーで撮影されている。このヴェニューは、50年代のアメリカ西部劇の人気TVシリーズ「平原児シスコ・キッド」やジーン・オートリーのTV番組を撮影していた場所で、映画『ロイ・ビーン』やバーバラ・スタンウィックとバリー・サリバンが主演したフィルム・ノワール『人妻の危機』などが撮影された西部劇セットの一部としてもともと建設されたものだという。

「パピー&ハリエットズ・パイオニアタウン・パレスは、アルバムのインスピレーションの源である荒々しい砂漠の雰囲気を反映しているので、ビデオを制作するのに最適な場所だと思ったんだ」とビリー・F・ギボンズは語っている。 「撮影のためにきちんとしたスライドを持ってくるのを忘れてしまい、必要に迫られて、即興でビール瓶を使ったんだ。 適当なボトルネックを見つけるのに1ケース以上探した(飲んだ)末に、ようやくメキシコの伝統的なビールのネックを見つけたんだよ。 喉の渇きも癒すことができたんだ」

アルバム『ハードウェア』は、ZZトップのフロントマンであるビリー・F・ギボンズの3枚目のソロ・アルバムで、アルバムはエスケープ・スタジオで録音され、ギボンズに加え、マット・ソーラムとマイク・フィオレンティーノがプロデュースを担当し、エンジニアのチャド・シュロッサーが追加プロデュースを行った。

リリースの概要は以下の通り。

ビリー・F・ギボンズ
『ハードウェア』
6月4日リリース

マイ・ラッキー・カード
シーズ・オン・ファイア
モア-モア-モア
シャッフル、ステップ&スライド
ヴァガボンド・マン
スパニッシュ・フライ
ウェスト・コースト・ジャンキー
スタッキン・ボーンズ
アイ・ワズ・ア・ハイウェイ
S-G-L-M-B-B-R
ヘイ・ベイビー。ケ・パソ
デザート・ハイ
nme-jp.com


2021年6月4日に発売されるビリー・ギボンズの新作『ハードウェア』から3曲目の先行トラック「マイ・ラッキー・カード」がMVと共にリリースされた。このMVは、これまで先行配信済の「ウェスト・コースト・ジャンキー」や「デザート・ハイ」と同様に、アルバムがレコーディングされた米カリフォルニア州のジョシュア・ツリー近郊のハイ・デザートで撮影された。

この新MVは、Pappy & Harriet’s Pioneertown Palaceという有名なライブ・レストラン/バーで撮影された。このヴェニューは、50年代のアメリカ西部劇の人気TVシリーズ『平原児シスコ・キッド』やジーン・オートリーのTVショウを撮影していた場所で、映画『ロイ・ビーン』やバーバラ・スタンウィックとバリー・サリバンが主演したフィルム・ノワール『人妻の危機』などが撮影された西部劇セットの一部としてもともと建設されたものだという。

「Pappy’sは、アルバムのインスピレーションの源である荒々しい砂漠の雰囲気を反映しているので、ビデオを制作するのに最適な場所だと思いました」とギボンズはコメントしている。 この曲ではスライドギターを弾いているが、「撮影のためにきちんとしたスライドを持ってくるのを忘れてしまい、必要に迫られて、即興でビール瓶を使いました。 適当なボトルネックを見つけるのに1ケース以上探した(飲んだ)末に、ようやくメキシコの伝統的なビールのネックを見つけました。 喉の渇きも癒すことができました」

ギボンズの前作『ビッグ・バッド・ブルース』で3本のMVを撮影した米テキサス州シャイナー在住の敏腕映像作家ハリー・リースが、本作でもMVを全て監督している。 リースは「スタッフを使わず、光を利用して、私一人で撮影しました」と語る。 曲の演奏については、「ビリー、マット・ソーラム、オースティン・ハンクスの3人がそこに立って1回やって、ビリーが“できたぞ!”と言って終わりました」と語っている。 このMVでは、ビリーが『オズの魔法使い』のように、どこに降り立っても世界を白黒からカラーに変えてしまうという演出がなされている。

ビリー・F・ギボンズのバンド・メンバー全員は、「マイ・ラッキー・カード」のMV撮影のために丸一日店を貸してくれた15年間Pappy & Harriet’sのオーナーを務めたロビン・セリアとリンダ・クランツに敬意を表している。彼らは最近、この伝説的な店を売却したため、このMVはその魅力を永遠に証明する記録となった。このMVでは、バンド・メンバーの他に、Pappy’sのスタッフの中から押しかけた2人が、カードディーラーと常連の酔っ払いを演じ、バーテンダー役はアルバムの共同プロデューサーの1人であるマイク・フィオレンティーノが演じている。

ビデオの最後には、白い服を着た新しいディーラーが登場する。このディーラーを演じるのは、“カリフォルニアのポスト・モダン・インターギャラクティック・ポップの挑発者”と称されるハイデザート・パンクロック・グラマーのアイコン、ジェシカ・ヴォン・ラビットで、トランプの束からエースを引く。 ビリーは、「マットの奥様エース・ハーパーは、彼女は間違いなく彼の “ラッキーカード”です。これは、彼女がまもなく第一子を出産するという事実を踏まえた、彼女へのトリビュートのようなものです」と説明する。 「思いがけず、極めて自然な形で、これらがすべて結びついたのです」とコメントしている。

アルバム『ハードウェア』は、ZZトップのフロントマンであるビリー・ギボンズの3枚目のソロ・アルバム。アルバムはエスケープ・スタジオで録音され、ギボンズに加え、マット・ソーラムとマイク・フィオレンティーノがプロデュースを担当し、エンジニアのチャド・シュロッサーが追加プロデュースを行った。

ガンズ・アンド・ローゼズ、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー、ザ・カルトなどで活躍したソーラムは、本作のドラマーとしても活躍しており、ギタリストのオースティン・ハンクスがこのアルバムのコア・バンドに加わっている。前作『ビッグ・バッド・ブルース』もギボンズ、ソーラム、ハンクスの3人でレコーディングしており、前作ではブルース・ファウンデーションのブルース・ミュージック・アワードを受賞。

本作『ハードウェア』は、Augie MeyersとBill Sheffield作の 「ヘイ・ベイビー・ケ・パソ」を除いて、ギボンズ/ソーラム/フィオレンティーノ/シュロッサーGのチームがすべての曲を作曲している。このアルバムのタイトルは、1980年代半ばまでギボンズやZZトップと一緒に仕事をしていた最愛のエンジニア、故ジョー・ハーディへの敬意を表したものとなっている。

◎リリース情報
アルバム『ハードウェア』
2021/6/4 RELEASE
2,860円(tax incl.)
https://jazz.lnk.to/BillyFGibbons_HardwarePR
billboard-japan.com