エアロスミス(Aerosmith)が10月29日と11月1日にロサンゼルスのハリウッド・ボウルにて行うカムバック・ライヴ『California, Dream On: Aerosmith & Friends』にはガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)がスペシャル・ゲストとして出演します。ガンズのスラッシュによると、エアロスミスはガンズにとって「家族」のような存在だという。その経緯をUltimate Classic Rockの新しいインタビューの中で語っています。
スラッシュは、1988年にガンズがエアロスミスと行ったツアーは自身にとって音楽人生に大きな影響を与えた経験だったと振り返っています。
「エアロスミスは、俺が昔から大好きなロックンロール・バンドのひとつで、俺にものすごく大きな影響を与えてくれた。そもそも俺がギターを手に取るきっかけとして、本当に大きな存在だったんだよ。
ツアーは実現したんだけど、実は危うく流れるところだったんだ。あの頃、エアロスミスはドラッグやアルコール依存から抜け出したばかりだったからね。彼らのマネジメントは、俺らが参加することで、その状況を台無しにしてしまうんじゃないかと心配していたんだ。でも、ツアーは決まった。今でも印象に残っていることのひとつが最初の公演(1988年7月17日のポプラー・クリーク・ミュージック・シアター)だよ。
客席に座って、彼らがサウンドチェックをしているのを見ていた。それだけでも、学ぶことがたくさんあった。ほら、子どもの頃って、物事がどうやって進むのか、変な思い込みを持っているものだろ? だから、彼らが曲を始めて、グルーヴをつかもうとしたり、あれこれ試したりしているのを見られたのは、本当に良かったよ。
彼らだって、会場にただ現れて、いきなりバーンと完璧な演奏を決めるわけじゃないんだってことがわかった。彼らはただ、自分たちのやり方で音楽をやっている人たちなんだ。それを目の当たりにできたのは、本当に目から鱗が落ちるような経験だったね。もちろん、サウンドは最高だった。でも、あれこれ感触を確かめながら、ジャムムっていて、それがすごくかっこよかったんだ」
スラッシュによると、エアロスミスのメンバーの中で最初にガンズの楽屋を訪ねてきたのはスティーヴン・タイラーで「いかにもスティーヴン・タイラーらしく」気取ることなく、気さくに自己紹介してくれたという。
「その少し後にジョー (ペリー) に会って、ブラッド (ウィットフォード) はとても親切だったし、ジョーイ (クレイマー) やトム (ハミルトン) も同じだった。ツアーを通じて、彼らとは家族みたいな関係ができていったと思う。俺らにとって本当に素晴らしい時間だったし、エアロスミスのメンバーが俺らのことをどう見ていたのかを如実に表す好例だった」
両バンドのツアーが終わりに近づく頃には、ガンズの人気は爆発的に高まり、もはや、ガンズがヘッドライナーを務めてもおかしくないほどの勢いだったという。それでもスラッシュによると、エアロスミスのメンバーは若い前座バンドにすっかり親しみを感じていて、彼らの風変わりな生活ぶりを冗談交じりにからかうこともあったという。
「俺たちはかなりみすぼらしかった、特に俺はね。当時は、枕カバーひとつに荷物を全部詰め込んで暮らしていた。要するに当時の俺らの何人かは、本当に野蛮人みたいなもんだったんだ。エアロスミスとのツアーが終わるとき、彼らが餞別としてスーツケースをプレゼントしてくれた。当時の俺には、その意味がまったくわからなかった。その意味がわかるようになったのは、何年も経ってからだった。彼らから見れば、俺たちは、借りたツアーバスに乗って転がり込んでくるものの、何ひとつまともに持っていないような住所不定の放浪バンドだったんだろうね。
でも、あれは本当に心のこもった贈り物だったよ。それ以来、ずっと彼らとは友達なんだ。今回のライヴもすごく楽しみにしているよ。エアロスミスの曲を一緒に演奏するのが楽しみだね」
[source] https://ultimateclassicrock.com/
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