ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のスラッシュ(Slash)、ダフ・マッケイガン(Duff McKagan)、マット・ソーラム(Matt Sorum)が、ストーン・テンプル・パイロッツ(Stone Temple Pilots)のスコット・ウェイランド(Scott Weiland)らと組んだバンド、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー(Velvet Revolver)。マッケイガンはポッドキャスト『Finding Your Summit』の新しいインタビューの中でウェイランドについて振り返っています。
マッケイガン、スラッシュ、ソーラム、ギタリストのデイヴ・クシュナーはヴェルヴェット・リヴォルヴァー結成後、ほぼ2年間にわたるヴォーカリスト探しを行い、最終的に彼らはウェイランドを起用しました。ウェイランド起用について、こう話しています。
「その頃には、俺もずいぶん大人になっていた。断酒してから10年が経とうとしていた頃だった。(今の妻である)スーザンとも出会っていたし、娘も2人いた。だから、俺自身は準備ができていたんだと思う。
スコットを迎えることになった。何人ものシンガーをオーディションしたんだけど、スコットは部屋に入ってきて歌い始めた瞬間、俺たち全員“ああ、こいつだ”と思ったんだよ。それから、ドラッグのことなんかも話し合った。
俺と彼はシェラン湖に2か月ほど滞在して、彼があらゆるドラッグを断てるように取り組んだし、武術もやった。そこには、俺がウェナチーに家を持っていた頃からの知り合いだった師範がいたから、彼の住む丘の上の家に滞在した。家というより、地面の中に造られた建物でね。地中に埋め込まれるように造られていて、彼は世間から隔絶された暮らしをしている。まるでブルース・リーの修行キャンプみたいな場所で、最高だったよ。
そこでスコットをヘロインから断ち切らせて、ブプレネックスとかいう薬も使った。彼自身、クリーンになりたがっていた。“君みたいに、武術を通じてクリーンになりたいんだ”と言っていた。。俺は“相当つらい思いをすることになるぞ”と伝えたよ。それでも、彼はやり遂げたんだ。
最初のアルバムを作ったとき、(スコットは)ドラッグも酒も断っていた。最初のツアーの間もクリーンな状態を保っていた。素晴らしかったよ。でも、少しずつ危うくなっていくのが見て取れた。そして2枚目のアルバムの頃には、いろいろなことが崩れ始めていて本当につらかった。
最初のアルバムは大成功を収めた。バンドはどんどん成長して、気づけば俺たちは巨大なロックバンドになっていた。そんな中で、スコットがどんどん崩れていくのを目の当たりにし、妻を失ったのを見た。彼には子どもが2人いたけど、家族は彼のもとを去っていった。俺は“スコット、このままじゃ家族を失うぞ。お前が本当に大切にしなきゃいけないのは、そこなんだ”って伝えたよ。本当にも悲しかった。
俺は彼のことを知っている。ドラッグに溺れたスコットじゃなくて、本来の彼自身をね。本当にいいやつだった。スポーツ選手としても優れていたし、何でもできる人間だった。アメフトが大好きで、ノートルダム大学のチームの大ファンだった。戦術やフォーメーションの細かいことまで、何でも知っていた。スコットには、ほかにも一緒にいて楽しいところがたくさんあった。彼と過ごす時間は本当に楽しかったよ。大学アメフトの試合がある土曜日は最高だった。彼にとっては、まさに祝日みたいなものだったんだ。
だから、彼があんなふうになっていくのを見るのは本当につらかった。そして、それが実質的にバンドの終わりだった。2枚目のアルバムのツアーを終えて戻ってきたんだけど、ツアーの間ずっと、もう歯車が狂い始めていたんだ。見ていて、つらかったよ」
バンドはその後、2008年4月にウェイランドを解雇しました。
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