スラッシュ、全盛期の振る舞いは今は受け入れられないだろうと語る

ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは2023年の今は全盛期の80年代の振る舞いは許されないだろうし、さもなければ「キャンセル」されてしまうだろうと語っている。

新刊『ザ・コレクション:スラッシュ』のプロモーションで『ヤフー!』の取材を受けたスラッシュは今の時代には「そぐわない」振る舞いが議論を呼んでしまうだろうとして、きわどい逸話をいくつか本から外すことにしたと語っている。スラッシュは2007年刊行の『スラッシュ自伝』ではよりスキャンダラスな内容を扱っていた。

含める内容について考えたかと訊かれたスラッシュは次のように答えている。「そういう文脈では考えてはいなかったね。本当に正直に言って、最近はそこまで考えていなかった」

「でも、言われてみれば、当時やっていた大半のことは今の時代だとキャンセルされてしまうだろうね。今の環境にそぐわないことをやっていた。それはいろんな面でね」

スラッシュは次のように続けている。「当時の多くのことは今の時点では受け入れられないと思う。あの頃はインターネットがなくてよかったよ。まったく違う世界だった。とにかく、そういうことをくどくど語ったりはしなかった。そういうことなんだよ」
nme-jp.com