ガンズ・アンド・ローゼズ、未公開音源をリークしたとしてファンに警告状を送付

ガンズ・アンド・ローゼズはおよそ100曲のバンドの未公開音源をオンラインでリークしたとしてあるファンに警告状が送られている。

ユニバーサル・ミュージック・グループはバンドのファンであるリック・ダンズフォードが2000年から2001にかけてレコーディングされた97曲の未公開音源をリークさせたと述べている。

「TMZ」によれば、リック・ダンズフォードはガンズ・アンド・ローゼズの元A&Rであるトム・ズタウトがオークションに出品していた彼の保管庫の中身を購入したと見られているという。

「バンドの初期の頃に携わっていたレコード業界の重役がかつての雇用主の所有物である未公開音源をオークションに出品することを適切だと考えたことに対して途方もなく失望しており、悲しく、不幸に思っています」とガンズ・アンド・ローゼズのマネージャーは述べている。

バンドのマネージメントは以前、リック・ダンズフォードに対して音源を返却してくれるように求め、彼を含む音源を購入した人物らに払い戻し金として1万5000ドル(約162万円)を支払ったとされている。

しかし、リック・ダンズフォードはその1ヶ月後に彼が一連の音源をリークしたとユニバーサル・ミュージック・グループは主張している。一方でリック・ダンズフォードは自身の関与を否定しているという。

リック・ダンスフォードは昨年10月、音源をリークしたとしてガンズ・アンド・ローゼズのあらゆるコンサートから出入り禁止になったとも述べている。

「2ヶ月半ほど前にヴァージニアへ車で行ったら、トム・ズタウトが所有していたロッカーがあったんだ」と彼はイリノイ州のラジオ局「WXLP」に語っている。「彼は維持費かなんかを払っておらず、それでオークションに出されたんだ」

「個人的にロッカーを購入して、そこにはガンズ・アンド・ローゼズが1999年から2000年、2001年にレコーディングした未公開音源が入った20枚のCDがあったんだ」

リック・ダンスフォードはバンドの大ファンであるとのことで、バンドの名前の複数のタトゥーを入れているほか、自身の息子をアクセルと名付けているという。
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ガンズ・アンド・ローゼズが、未発表音源をリークした疑いで熱狂的なファンを訴える構えを見せていることがわかった。

「TMZ」のニュースを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、バンドの元A&RだったTom Zutautが、昨年に2000~01年にかけて録音されたガンズのデジタル音源をオークションにかけたことが事の発端だそうだ。

その音源をバンドの熱狂的なファンであるRick Dunsfordが1万5000ドル(約160万円)で競り落とした後、事情を知ったバンド側はDunsfordから音源を買い戻したという。しかし、買い戻した約1ヶ月後、問題の未発表音源がネットに流出、音源の著作権を所有するユニバーサル・ミュージック・グループはDunsfordに対して法的措置を取る動きを見せているという。

なお、Dunsfordは音源のリークについて容疑を否定しており、「自分が音源を買った売り手は、今後も他の人物に売り続けるのを知っているし、大掛かりなリークがあったから俺が非難されたのさ」とコメントしていたそうだ。

疑いをかけられているDunsfordだが、昨年10月にはカンサス州ウィチタで開催されたガンズのライブに足を運んだ際には、会場から追い出されたと報道されていた。
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