マット・ソーラムの自叙伝『Double Talkin’ Jive』、2020年4月に発売

ガンズ・アンド・ローゼズの2代目ドラマーとして活躍し、ザ・カルトやヴェルヴェット・リヴォルヴァーでも演奏していた米ドラマーのマット・ソーラムが、来年4月7日にシカゴ・レヴュー・プレスから自叙伝『Double Talkin’ Jive : True Rock ‘N’ Roll Stories From The Drummer Of Guns N’ Roses, The Cult, And Velvet Revolver』を出版します。

ソーラムは、高校を中退した後ドラマーになりましたが、生計を立てるためにマリファナの売人になり、ついには大量のコカインをハワイへ密輸するほどのドラッグ・ディーラーになった過去があります。ドラマーで食べていけるようになったのは、ザ・カルトに加入してからのことですが、その後スラッシュに声を掛けられ、スティーヴン・アドラーの後任としてガンズに加入し、人生が大きく変わりました。

本書は、70年代の伝説のドラッグ・ディーラー、ジョージ・ユングの半生を描いた映画『ブロウ(Blow)』を彷彿とさせる内容だそうですが、ソーラム加入後のガンズが崩壊していく姿や、ソーラムとスラッシュ、ダフ・マッケイガン、デイヴ・クシュナー、スコット・ウェイランドで結成したヴェルヴェット・リヴォルヴァーについての詳細なども正直に描かれているそうです。

またソーラムは、プロのドラマーとして活動しつつ、アルコール依存症とコカイン中毒と闘い続けましたが、恋人のエース・ハーパーとの出会いをきっかけに依存症から抜け出せたことも綴られているようです。前書きは、ZZトップのビリー・ギボンズが執筆。

ソーラムは、2012年4月にガンズのメンバーとして「ロックの殿堂」入りを果たしています。
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