スラッシュ、AC/DCの『バック・イン・ブラック』への愛を語る

1980年7月にAC/DCがリリースした『バック・イン・ブラック』が40周年を迎え、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュが同アルバムへの想いを語っていることがわかった。

Blabbermouth」によると、現地時間7月24日に楽器メーカーのギブソンが同アルバムの40周年を記念したバーチャル・イベント「Back In Black 40th Anniversary: A Virtual Celebration」を開催し、出演したスラッシュが次のように語っていたという。

「それ(『バック・イン・ブラック』)を初めて聴いたのは友達の家で、あれは1980年だった。それは、当時のロックン・ロールにおいて重要な瞬間だったな。俺の好きなバンドは解散するかメンバーが亡くなってたしさ。新しい音楽はいっぱいあったけど、どれにもそんな夢中になれなかったんだ。

で、AC/DCだけど、『地獄のハイウェイ』も『悪事と地獄』も馴じみがあったし、その2つのレコードに夢中だった。だけど、ボン・スコットが死んで、新しいシンガーが入ったとは全然知らなかったんだ。すると突然、『バック・イン・ブラック』がリリースされて、その当時のロックン・ロールとヘヴィメタルに対する雄叫びみたいだった。最初から最後までヤラれちまうレコードで、どの曲も最高だ。シングルの“Back In Black”はロックン・ロールのシングルとして、これ以上ないぐらい最高だよ」

そしてスラッシュは、『バック・イン・ブラック』で最も好きな曲は“Rock And Roll Ain’t Noise Pollution”で、今でも一番好きなギターソロは、“Hells Bells”のソロだとも明かしていたそう。

なお、先月にAC/DCは『バック・イン・ブラック』のリリース40周年を記念して、同アルバムからの楽曲を演奏する未発表ライブ映像を1ヶ月にわたり配信する「The Story Of Back In Black」を公式YouTubeでスタートした。
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