ダフ、アクセルが骨折した時に再結成は終わったと思ったと語る

ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは再結成後の最初の公演でアクセル・ローズが足を骨折してしまった時のことを振り返り、再結成ツアーが白紙に戻ってしまうと感じていたことを明かしている。

アクセル・ローズは2016年の4月1日にハリウッドのトルバドールで行った公演で足首を骨折している。トルバドールでの公演はその後の「ノット・イン・ディス・ライフタイム」ツアーに先駆けたものとなっており、2年半におよんだこのツアーは2018年の12月に最終日を迎えている。しかしながら、アクセル・ローズは前年に足を骨折していたフー・ファイターズのデイヴ・グロールから彼が使用していた玉座を借りてパフォーマンスを続け、その後の公演をキャンセルすることなく乗り切っている。

ダフ・マッケイガンはストリーミング・サービス「ディレクTV」の番組「ザ・リッチ・アイゼン・ショウ」に出演して、アクセル・ローズが足を骨折してしまった時のことを振り返っている。

「俺たちは2年半におよぶ素晴らしいツアーを終えたばかりで、それも大盛況に終わったわけでさ。信じられない程のたくさんの人たちが来てくれたんだ。159公演もやったんだよ」と彼は語っている。「トルバドールで公演をした時に……アクセルが3曲目に入ったあたりで足を骨折してしまったんだ。俺が思ったのは『まあ、このメンバーで一つの公演はやったわけだからね。これで終わりだ』っていうことだったんだけどさ」

「けど、アクセルは続けようとしたんだよ。『こんなことで俺を止められないぞ』っていう感じでさ。俺たちはギプスをつけたアクセルを玉座に乗せて、その状態で何公演かやったんだ。そこから先もいろいろなことを乗り越えてきて、最終的に大成功で終えることができた。そして、それは今も続いているんだ」

インタヴューの中でダフ・マッケイガンはガンズ・アンド・ローゼズの新作の可能性についても言及している。ダフ・マッケイガンは以前、アクセル・ローズが「素晴らし」く「クールな」楽曲に取り組んでいると明かしていた。

ガンズ・アンド・ローゼズの新作に関する新たな情報はあるかと訊かれると、ダフ・マッケイガンは次のように答えている。「すごくポジティヴだっていうことは言えるかな。前にインタヴューでこのことに言及した時に、すごく関心が寄せられることになったんだけどさ。その理由も分かる。けど、バンドに神秘的な要素があるのはいいことだと思っているし、まだそこに留めておくことにするよ。ただ、状況はポジティヴだよ……いい調子さ」

ダフ・マッケイガンのインタヴュー動画はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=qyfK6RrFac4
ダフ・マッケイガンはソロ・アルバム『テンダネス』を5月31日にリリースすることが決定している。
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