アクセル・ローズ、トランプ大統領をめぐってホワイト・ハウスを批判

ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは、ドナルド・トランプ大統領をめぐる発言についてホワイト・ハウスを批判している。

先日、ホワイト・ハウスの報道官であるサラ・サンダースはアメリカ国内でドナルド・トランプ大統領の精神状態について疑問が上がっていることについて「恥ずべきことで、バカバカしい」とコメントしている。「もし彼が大統領に適していないのなら、彼はおそらくここに座っていないだろうし、共和党きっての候補者たちを負かすこともなかったでしょう」とサラ・サンダースは続け、ドナルド・トランプ大統領を「ものすごく強靭な」リーダーだと賞賛している。

この発言を受けてアクセル・ローズは次のようにツイートしている。「他の人を見下すような形容詞も含めて、今のホワイト・ハウスには恥ずべきなんて誰かを言える立場はないね」

彼は次のように続けている。「ホワイトハウスこそ今やアメリカの恥ずべきだと考えられるものの代表格だよ」


アクセル・ローズは、以前にもNFLのインディアナ・コルツとサンフランシスコ・フォーティナイナーズの試合中に途中退席したマイク・ペンス米副大統領について「PR行為」だと批判している。

マイク・ペンスは数人の選手が国歌斉唱の際に起立しなかったことでスタジアムを後にしており、人種問題への抗議を行う選手について「自分の意見を持つ権利はある」としながらも、「NFL選手に国旗や国歌に敬意を示すよう促すことは行き過ぎた行為ではない」と主張していた。

当日にマイク・ペンスのグループと行動を共にしていたリポーターによれば、試合の早い段階で会場を後にすることがあらかじめ伝えられていたのだといい、また、副大統領が国歌斉唱中に立ち去ることは計画されていたことなのだという。

これを受けてアクセル・ローズは次のようにツイートしている。「ホワイト・ハウスよ、20万ドルもかけたコルツの試合でのPR行為をありがとう」
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