ザ・カルト、ブレイク直前のガンズ・アンド・ローゼズをツアーのオープニングアクトに起用した理由を回想

ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)がブレイクする直前、ザ・カルト(The Cult)はツアーのオープニングアクトにガンズを起用しました。ザ・カルトはどうやってガンズを知り、なぜオープニングアクトに起用したのか? ツアーはどんな感じだったのか? ギタリストのビリー・ダフィー(Billy Duffy)はMusicRadarの新しいインタビューの中で、振り返っています。

きっかけは、ヴォーカリストのイアン・アストベリー(Ian Astbury)が1987年6月にガンズをロンドンの有名なクラブ「マーキー」で観て惚れ込んだことでした。ガンズを同年7月にデビュー・アルバム『Appetite for Destruction』をリリース。8月から9月にかけてザ・カルトのツアーに同行しました。

「彼らを見つけたのはイアンだよ。1987年、俺らがロンドンに住んでいたときにイアンから電話がかかってきてさ。“ガンズ・アンド・ローゼズっていうアメリカのバンドがいるんだけど、すごくいい。観に行ったほうがいいよ。彼らをツアーに連れて行くべきだと思うんだ”って言われたんだ。

イアンはそういうやつなんだよ。いつも新しいバンドを探していて、実際に見つけてくる。そういうことに対して、すごく情熱的だし、才能を見抜く耳も持っているんだ。

その点では、俺はイアンには到底及ばない。ガンズ・アンド・ローゼズを観にマーキー・クラブには行った。彼らは3夜連続で公演をやっていて、全部ソールドアウトだったから、俺は中に入れなかったんだ。入口の係員に“あんたが誰だろうと関係ない。入場は無理だ”って言われてね。まあ、それはロンドンではごくありふれた光景だったよ」

『Appetite for Destruction』を聴いたダフィーは、ガンズ・アンド・ローゼズに対するアストベリーの評価が正しかったことを確信したという。

「本当に素晴らしかったよ。俺らと一緒にツアーをしていたとき、『Appetite for Destruction』は出たばかりだった。まだ本格的には火がついていなかった。でも、すぐに状況は動き出したんだ。

俺たちは本当に仲良く過ごしたよ。本当に深い付き合いになったし、いろんなバカ騒ぎもやった。想像つくだろう? どんなことを想像しても、だいたいそんな感じだったんだ! (バカ騒ぎは)別に悪いことをしていたわけじゃない。ただ、いたずらや悪ふざけがたくさんあったってことさ。だって、相性の良い2つのバンドが一緒になれば、どうなるか想像できるだろう? お互いにどちらがよりバカなことをやれるか競い合っているようなものだったんだ。

当時のガンズ・アンド・ローゼズは最高だったし、今でも最高だよ。彼らはまさに本物だったんだ。当時の彼らはクレイジーだった。でもさ、ロックスターに普通でいてほしいなんて思う人がいるのかい?(笑)」

[source] https://www.musicradar.com/

amass.jp