ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)が近年リリースした新曲は、過去に作った楽曲をリワークしたものですが、スラッシュ(Slash)によると、それも最近リリースした「Nothin’」と「Atlas」で最後だという。それらリワーク楽曲をまとめたアルバムをリリースし、その後、新しいオリジナル曲で構成されたアルバムをリリースする考えを、ラスベガスのラジオ局KOMP 92.3の新しいインタビューの中で語っています。
今後もガンズが新曲をリリースする方法は単独シングル発表が主流となるのか、それともフル・アルバムをリリースするという計画がまだあるのかと尋ねられたスラッシュはこう話しています。
「今回はそういう形になった。というのも、再レコーディングしたのは数曲だけだったからね。ここで数曲、あそこで数曲、みたいな感じで録った。今回の2曲は、最後に残っていたもので、続けて録ったわけでもない。“Nothin’”と“Atlas”は別々の時期に録ってたんだ。どちらもまだリリースされていなかったから、今リリースしているわけさ。これで、過去の素材を掘り返すようなリリースは終わりだ。もう残ってないと思う。俺たちが次にやるのは、それら(再レコーディング曲)全部をひとつにまとめてパッケージとしてリリースすることになると思う。で、その次にやるアルバムは、完全に新しいオリジナル曲だけで、本当の意味でのアルバムになるだろうね。
特にロックンロールにとって、今はすごく奇妙な時代だよ。この業界の仕組みも、ファンの受け取り方も変わってる。コアなロックファンの多くは、アルバムという形で作品を手に入れたいし、アナログ盤も大好きだ。やっぱり曲がまとまったパッケージを求めている。でもその一方で、今のデジタル全盛の時代に育った若い世代の中には、アルバムを“ひとつの作品としてリリースする”という感覚をあまり知らない子もいる。だから奇妙な時代なんだ。方向性を見極めるのが難しい。でも俺にとっては、答えはシンプルだ。曲を作ること。デジタル配信は、どんな形でやってもいい。でも、必ずアルバムは存在させるべきなんだ。そう思うよ」
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ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはバンドとしての次のリリースは新しいオリジナル曲によるアルバムを作りたいと語っている。
ガンズ・アンド・ローゼズは2008年発表のアルバム『チャイニーズ・デモクラシー』以来、アルバムをリリースしていないが、昨年12月には“Atlas”と“Nothin”という2曲のシングルがリリースされている。
“Atlas”と“Nothin”は2023年にリリースされた“Perhaps”と“The General”以来、2年ぶりの新曲となったが、スラッシュはシングルをリリースした上でツアーが控えていることについてラスベガスのラジオ局「KOMP 92.3」に次のように語っている。「プロモーション中の曲がいくつかあって、長いツアーがあるのは素晴らしいよね。3月の終わりから始まって、12月の終わりまで続くからね。楽しみにしているよ。久しぶりになるアメリカに戻ってこられるしね」
新曲をリリースする方法として単独のシングルとしてリリースしていくのか、それともフル・アルバムをリリースするのかと訊かれると、スラッシュは次のように答えている。「今回はシングルとしてリリースされる形になったけど、それは再レコーディングだったからなんだ。数曲をやってみて、今度は別の数曲という形で、最新の2曲も残っていたもので、連続してレコーディングしたわけじゃない。“Nothin”をある時にやって、“Atlas”をまた別の時期にやった。でも、リリースできていなかったから、今回リリースしてみたんだよ。けれど、もう昔の曲でリリースできるものはない。だから、次にやるのは曲をまとめて、一つのパッケージとしてリリースすることになると思う。次のレコードは全曲新しいオリジナル曲になるよ。ちゃんとしたアルバムになるんじゃないかな」
スラッシュは次のように続けている。「今はロックンロールにとって、それが業界やファンに果たす役割としても、なかなか難しい時代だよね。生粋のロックンロール・ファンの多くはアルバムを求めていて、アナログ盤にも慣れ親しんでいて、パッケージが欲しいと思っている。でも、若いファンはデジタル時代の新しい枠組みで育っていて、アルバムやまとまってリリースされることに馴染みがなかったりする。だから、妙な時代だよ。舵取りが難しいんだ。でも、自分としては迷いはない。レコードを作るんだ。デジタルの要素はどんな形でも構わない。でも、アルバムを作らないとと思っているよ」
“Atlas”や“Nothin’”が昔からあった曲であることに関連して、スラッシュはレコーディングで採用した方法について次のように説明している。「アクセルが持っていた音源をまとめて、みんなで腰を据えて聴いてみたんだ。それで自分たちがやりたい曲とアクセルがやりたい曲をピックアップしていった。ギターとベースを全部外して、もう一度やり直したんだ。楽しかったよ。一度に1曲ずつ録っていく感じだった。同じ週に1曲か2曲録ったこともあるけど、大部分は長い期間をかけて録っていったんだ。だから、楽しかったし、『さて、どんなアプローチにしよう?』と考えることができた。それぞれが小さなプロジェクトとして気持ちを注げるものになったんだ」
ガンズ・アンド・ローゼズは最新シングル“Nothin / Atlas”が日本のみでCDで1月30日にリリースされることが決定している。
また、1月30日にはヒット曲と代表曲を網羅したグレイテスト・ヒッツ・アルバムが、ジュエル・ケース仕様で再リリースされることも決定している。
ガンズ・アンド・ローゼズの新作アルバムが進行中であることが明らかになった。ファンにとっては長年待ち望まれてきたニュースだ。これまでも新作の可能性は繰り返し語られてきたが、今回、ギタリストのスラッシュが、制作に時間を要することで知られるバンドの現状について具体的に言及し、新旧の楽曲が形になりつつあることを示唆した。
米ラスベガスのラジオ局KOMP 92.3のシルヴィア・アルヴァラードとの最近のインタビューでスラッシュは、ここ数年にわたって断続的に発表されてきた旧音源をまとめた作品に加え、度重なる延期の末に2008年にリリースされた『チャイニーズ・デモクラシー』に続く、長らく待たれてきたニュー・アルバムという、2つのプロジェクトが並行して進んでいる可能性に言及した。なお『チャイニーズ・デモクラシー』自体も、1991年のオリジナル2枚組『ユーズ・ユア・イリュージョン I』および『ユーズ・ユア・イリュージョン II』に続く作品として、長期にわたる延期を経て発表されたアルバムだった。
12月にリリースされた新曲「Atlas」と「Nothin’」についてスラッシュは、「プロモーションしている新曲がいくつかあって、さらに本当に長いツアーが控えているのはいいことだ」と語った。この2曲は、2023年に発表された単発シングル「The General」と「Perhaps」以来となるガンズの新曲だ。
これらのシングルが、スラッシュとオリジナル・メンバーのベーシスト、ダフ・マッケイガンが参加するフル・アルバムの前触れなのかとアルバラードに問われると、スラッシュは2つの朗報を明かした。最近のシングルについて彼は、「アクセル(・ローズ)が持っていたたくさんの素材を持ち寄って、みんなで座って聴き直し、どの曲をやるか、アクセルがやりたい曲は何かを選んだんだ。そしてギターとベースのパートはいったん全部外して、最初から録り直した」と説明している。
スラッシュは、スタジオに戻る作業は楽しかったと振り返り、セッションは長期間にわたって断続的に行われたため、自分がどんなプレイをしたいかをじっくり考える時間も取れたと語った。
Blabbermouthに掲載されたインタビューの書き起こしでは、スラッシュはさらに踏み込み、ガンズの新作が2作進行している可能性を示唆している。「Nothin’」と「Atlas」について彼は、「今回は数曲ずつ、少しずつ再録してきた形だった。そうした作業の中で最後に残っていた2曲で、しかも連続して録ったわけでもない」と説明した。
さらに彼は、旧音源の整理について、「そういう古い素材の焼き直しは、もうほとんど出し尽くしたと思う」と述べ、「だからそうした曲をまとめて、ひとつのパッケージとしてリリースするつもり。そしてその次に作る作品はすべてオリジナルの新曲になるし、それが本当の意味でのニュー・アルバムになるだろう」と語っている。
スラッシュはまた、2026年に予定されているワールド・ツアーでは新旧両方の楽曲を演奏することも約束した。アクセル・ローズはこの10年近く正式なインタビューに応じていないものの、スラッシュはここ数年、断続的に新作についてのティーザーを発信し続けてきた。
ラスヴェガスのラジオ局KOMP 92.3のシルヴィア・アルヴァラードとの最新インタヴューで、ガンズ&ローゼズ(以下GN’R)のギタリスト、スラッシュは、バンドが先頃リリースした新曲「Atlas」と「Nothin’」について語りました。12月に公開されたこの2曲は、GN’Rにとって2023年のシングル「The General」と「Perhaps」以来の新たな音源でした。「Atlas」も「Nothin’」も、プロデュースを手掛けたのはシンガーのアクセル・ローズとカラム・コスタンソ(ジャネット・ジャクソン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとの仕事で知られる)で、コスタンソは現時点でのGN’Rの最新アルバムである2008年の『チャイニーズ・デモクラシー』でもコ・プロデューサーを務めていました。
スラッシュいわく、「ほんの何曲かでもプロモーションできる曲があるのはいいことだよ、それでツアーをやって……うんと長いツアーをね。3月の終わりから12月まで続くことになってる。ワクワクしてるよ、何しろアメリカにまた戻って来られるんだからね。アメリカでは随分長いことツアーしてなかったから、久々なんだ」
アルバムではなく個別にシングルをリリースするというのが、今後新曲を公開していく上でのGN’Rの方針なのか、以前と変わらずフル・アルバムの形で新作をリリースするプランはあるのかと訊ねられ、スラッシュはこう応えています。
「今現在については曲単位のリリースだね、と言うのはそこら辺の曲は全部、再レコーディングしたものばかりだから──時間が取れる時に、2、3曲単位で録音し直したんだ。「Nothin」と「Atlas」は再録音分のうち最後まで残ってた2曲で、しかも録音時期は一緒じゃないんだよ。ただリリースが後回しになってたから、今出すことになったってだけ。というわけで、今はもうそういう既存の曲の焼き直しのストックはすっかりなくなった。これまでバラバラに出してた曲は、多分そのうちひとつのパッケージにしてリリースすることになると思う。で、その次に出すレコードは、全曲書下ろしのオリジナルばっかりを収めたフル・アルバムになるだろう」
スラッシュは更にこう付け加えています。
「今は何だかおかしな時代で、特にロックンロールに関しては、この業界での立ち位置とか、ファンとの距離感とかが前とは違って来てるよな。多分さ、いまだにロックンロールを好きで聴いてる音楽ファンだったら、大抵はアルバムをゲットしたいと思ってるだろうし、ヴァイナルも好きだよな。彼らは複数の曲をまとめて、パッケージで欲しいと思ってるはずだ。でも、俺たちが今生きてるこの時代、いわゆるデジタル・ネイティヴで育ったもっと若い世代のキッズは、アルバムなんて存在自体ほぼ知らないんだよな。全部まとめてひとつの作品としてリリースされるっていうコンセプトがそもそもないんだ。そういう意味じゃ妙な時代だよ。巧いこと乗りこなして行くのは至難の業だ。でも俺にとっては、これが一番楽なやり方なんだ、レコードを作るっていうのがね。別に、オール・デジタルで行きたい奴は行けばいいし、何だって好きなフォーマットで勝負すりゃいいよ。でも俺は確実にひとつ、アルバムって形は守りたいと思ってるんだ、うん」
「Atlas」は仮タイトルで「Atlas Shrugged」とされていた曲でしたが、いずれにせよここ最近リリースされたGN’Rの曲が、全て過去にGN’Rの世界に存在していたものばかりだったという事実について、スラッシュはこう語りました。
「アクセルが持ってきた山のようなマテリアルを全部、みんなで腰据えて聴いてみたんだ。その中から精査して、自分たちがやりたいと思う曲をあれこれ選び出して、アクセルの方も自分がやりたい曲を選んだ。で、元々入ってたギターとかベースを全部抜いて、やり直す。楽しかったよ。基本的には一度に1曲ずつ、時には週に2曲ぐらいのペースでやれた時もあったけど、それも続けてじゃなく、凄く長いタイムスパンの間だ。俺たちにしてみれば、ちょっとした暇つぶしのお楽しみって感じだったよね、『オーケイ、この曲に対してはどんなアプローチで行こうか?』って。それぞれの曲がちょっとした面白いプロジェクトって感じだった」
「Atlas」と「Nothin’」に対する自身のアプローチを訊かれると、スラッシュは「“Atlas” には凄えクールなコード・チェンジとリズムの刻みが盛り込まれてて、それだけでも面白いんだよな。またそこにピッタリのヴォイシングがハマってる。“Nothin” はめちゃめちゃ自然発生的で、凄えシンプルで、最低限の要素だけに徹したアプローチになってる。あれに関しては殆ど何も考えてないよ。ほぼその場の即興だな」
スラッシュは更に、3月に再開するGN’Rのツアーで「Atlas」と「Nothin’」をプレイするのが楽しみだと語りました。「ああ、そもそも1年か2年ぐらい前の時点で既に、俺たちはどっちの曲もライヴでやるつもりだったんだ──実際リハーサルまでやってたし、どっちもライヴ映えがする曲で、プレイしてても凄え楽しかったんだよ。ところがこの曲をいつ出すべきか、タイミングがはっきりしないって話になって、結局その時はリリース見送ったんだ。それで一旦セットから外して棚上げすることになったんだ。だから、リリースされたことでようやくライヴでもやれることになって、俺たちみんなワクワクしてる」
GN’Rは2022年2月に4曲入りのEP「Hard Skool」をリリースしました。GN’Rのオフィシャル・ストア限定発売という形で発売されたこの作品には、2021年にバンドがリリースした2曲の新曲──タイトル・トラックと「Absurd」──に加え、「Don’t Cry」と「You’re Crazy」のライヴ・ヴァージョンが収録されています。
つまるところ、いまやレジェンド級のハード・ロック・バンドとなった彼らは、いわゆるクラシック・ラインナップの中ではローズのみが参加した『Chinese Democracy』以降、フル・アルバムは1枚も出していない状態が続いているのです。ベーシストのダフ・マッケイガンとスラッシュが2016年にアクセルと和解してから、個別のシングル──「Absurd」(原曲表記は “ABSUЯD”)、「Hard Skool」「Perhaps」そして「The General」──はリリースしているものの、LPについてはこれまで一切アナウンスはありません。
2024年6月、シリウスXMのラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trun』に出演したダフは、GN’Rが今後も既存曲をリワークしては発表するという活動の仕方を続けるのではなく、再び「新たに書き下ろした曲」をリリースする可能性があるのか、という質問を受けました。彼この時はこう回答していました。「勿論だよ、うん、間違いない。新曲はもうできてるからね。だけどどういう形で発表することになるかは俺にも分からない。それもひとつ、大事な問題なんだよな。アルバムの形で出すか?とか、シングルを出し続けるのか?ってね。今の時代の動向に鑑みて、何が正解なのか、俺にも分からないんだよ」
果たして本当にリリースはあるのか、それがいつになるのかはともかくとして、いずれにせよ新たなGN’Rのスタジオ・アルバムが具現化されれば、GN’Rにとっては『Chinese Democracy』以来であると同時に、1993年以来初めてスラッシュ、ローズ、マッケイガンをフィーチュアしたGN’R名義の新作フル・アルバムが世に出ることになります。
なお、GN’Rはこの春から夏にかけてツアーを行なうことになっていますが、日程にはメキシコとブラジル、欧州市場で追加されたヘッドライナー公演、そしてアメリカ・カナダ全土でのスタジアム 公演が含まれています。直近のツアーの一番の目玉はロサンジェルスのローズ・ボウルでのスペシャル・パフォーマンスで、予定通り実現すれば彼らにとって、この会場では30年ぶりに行なう凱旋公演となります。