現在のガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)で、かつてイジー・ストラドリン(Izzy Stradlin)とギルビー・クラークが担っていたパートを引き継いでいるのがリチャード・フォータス(Richard Fortus)。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で、ガンズのライヴをどのように支えてきたか、そしてイジーへの思いを語っています。
2002年に加入したフォータスは、バンド内での彼の役割は時間とともに変化していきました。
「かなり大きな変化だったね」と加入当時と現在の状況の違いを振り返った彼は、こう続けています。
「ロビン・フィンク(1997-1999, 2000-2008在籍)は、スラッシュを除けば、僕が一緒にプレイした中では一番好きなギタリストで、最も一体感を覚えた相手だった。
スラッシュはまったく次元が違う。これほどまでに息が合うギタリストは他にいないよ」
フォータスは、かつてイジーとギルビーが弾いていたパートを一音一音、完全にコピーして弾いているのでしょうか?
「ギルビーのことについてはあまり語れないけど、イジーに関しては僕の中で“これは不可欠だ”と思う要素はいくつかある。でも、スラッシュから“ここはイジーがやった通りにコピーしたほうがいい”と言われたことは一度もないよ。
彼は常に、その瞬間を非常に重視している。彼が僕に“この前のライヴ録音を聴いたけど、君がああいうことをやってるなんて気づかなかった。すごくクールだね”と言ってくれたことがある。でも“こうすべきだ”と言われたことは一度もない。
彼は、僕のアプローチの仕方をとても信頼してくれている。でも、イジーの才能と、このバンドを伝説的なものにしているものへの敬意から、曲にとって不可欠だと自分が思う部分は、きちんとその通りに弾いているよ。
自分なりに解釈している部分は多々あるけれど、イジーのアプローチや、彼がその曲で何を目指していたのかには、とても近しいものを感じているんだ。曲に向き合うときは、その精神を常に意識しているんだよ」
[source] https://www.guitarworld.com/
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