スラッシュ、ギターを弾くきっかけとなったアルバムは『カラフル・クリーム』

ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のギタリスト、スラッシュ(Slash)は、ギターを弾くきっかけとなったアルバムがクリーム(Cream)の『Disraeli Gears(邦題:カラフル・クリーム) 』であることを、Apple Musicのラジオ番組『Southern Accents Radio』のインタビューの中で語っています。

スラッシュは1979年、友人のスティーヴン・アドラーとバンドを組むことを考えたのが、楽器を始めるきっかけとなりました。アドラーが自分をギタリストに指名したため、スラッシュはベースを習うことにしました。

スラッシュはインタビューの中でこう話しています。

「『Disraeli Gears』は俺がベースからギターに転向したきっかけとなったアルバムなんだ。俺が初めて楽器を習いに行った時、ベースを弾こうと思ったのは、ガンズ・アンド・ローゼズのオリジナル・ドラマーであるスティーブン・アドラーは初めて会ったとき、すでにギターを弾いていたから。バンドを結成しようと思っていたのでベースを弾こうと思ったんだけど、当時はベースとギターの技術的な違いがよく分からなかったんだ」

スラッシュはギターの先生と会い、最初のセッションで先生が「Sunshine of Your Love」を弾き始めたので、スラッシュは「それが俺のやりたいことなんだ」と答えたという。スラッシュは「これはギターだよね、エレキギターだよね、そして、俺はそこからギターを始めたんだ」と語り、「だから『Disraeli Gears』は、この時代のロックンロール・ブルースの名盤の一つであることはもちろんのこと、俺がギターを手にするきっかけとなった作品でもあるんだよ」とも話しています。
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