イジー・ストラドリンが『Appetite for Destruction』の録音で使用したエレキギターがオークションへ

元ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のギタリスト、イジー・ストラドリン(Izzy Stradlin)がかつて所有し、アルバム『Appetite for Destruction』のレコーディングセッションで使用したというエレキギター、ギブソンES-175 Dがオークションに出品されています。最低入札価格は50,000ドル(約545万円)。

Backstage Auctionsによると、イジーは1987年にギブソンのアーティスト担当者ロジャー・ベルからこのギターを受け取り、その後、『Appetite for Destruction』のセッションやさまざまなコンサートでこのギターを使用しました。最も有名なのは、1988年2月2日にニューヨークのRitzで開催されたガンズ・アンド・ローゼズのコンサートで、MTVによって撮影され、その後何度も同局で再放送されています。

その後すぐに、イジーはこのギターを、ガンズ・アンド・ローゼズに早くから経営面で関わり、ハリウッドの「Guitars R Us」のオーナーでもあったハウイー・ハバーマンに売却しました。

Backstage Auctionsによると「イジーの当時のガールフレンドが、地元のサンセットストリップでロックバンドを組んでいた彼女の友人2人に知らせた。彼らはこのギターと、1987年製の黒のギブソン・ハワード・ロバーツ・フュージョンをハウィーの店で購入し、過去32年間、ギターは彼らの手元にありました。彼らは2020年にこのギターを音楽業界のベテランに売却したため、この輝かしいアークティックホワイトのギブソンES-175Dギターが今回のオークションに出品されています」

当然のことながら、ギターにはいくつかの摩耗が見られます。ギターを引っ張ったときにブリッジが外れてそれを再び取り付けた際の接着剤の跡や、ピックガードを外した際に露出したネジ穴など。

このギターはシリアルナンバー80787552。ガンズ・アンド・ローゼズの元マネージャーであるアラン・ニーヴンとダグ・ゴールドスタイン、およびイジーの弁護士に連絡を取り、その出所を確認しています。

■オークション・ページ:
https://www.backstageauctions.com/catalog/1153-guns-n-roses-izzy-stradlin-1987—1988-album-tour-used-gibson-es-175d-guitar/ai/0/35963/

amass.jp