フランク・フェラー、GNRの曲を叩く難しさについて語る

ガンズ・アンド・ローゼズの現ドラマーであるフランク・フェラーはバンドの曲を叩く難しさについて語っている。

フランク・フェラーはポッドキャスト「アペタイト・フォー・ディストーション」に出演して、ガンズ・アンド・ローゼズの楽曲で演奏するのが一番難しい楽曲を尋ねられている。

「いい質問だね。というのもガンズ・アンド・ローゼズには3つの期があってさ。スティーヴン・アドラーの『アペタイト・フォー・ディストラクション』期、マット・ソーラムの『ユーズ・ユア・イリュージョン』期、そしてブライアン・マンティアとジョシュ・フリースによる『チャイニーズ・デモクラシー』期だよね。それぞれ3つがユニークなんだ。『アペタイト・フォー・ディストラクション』の曲は『ユーズ・ユア・イリュージョン』の曲と違うサウンドなんだ。同じ感じじゃないんだよね。難しいのは……変な言い方だけど、ほぼ全部というか、スティーヴン・アドラーの頃とマット・ソーラムの頃で、ドラマーのグルーヴとしてやろうとしているのは、2人の間に陣取ろうとしているということで、パンクでロックで常軌を逸しながら、マット・ソーラムみたいにソリッドで安定した土台を提供するというね。だから、これはチャレンジングだね。『チャイニーズ・デモクラシー』はもっとストレートで、ブライアン・マンティアのように叩くのは難しかったね。しばらくして自分の感じを付け加えることもできたけど、バンドに参加した時はそうだったね」

彼は次のように続けている。「難しいのは最初の2つの期の間で正しいグルーヴを見つけることだね。特にスラッシュとダフ・マッケイガンがいるわけでさ。彼らの時代であり、彼らが書いた曲だからね。彼らが演奏してて気持ちのいいスポットを見つけることはできるんだけど、あまり考えずに自分が心から気持ちよく演奏したいとも思うからね。だから、2人のドラマーの間なんだよね」
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