スティーヴン・アドラー、自身が無事だと報告する動画を公開

ガンズ・アンド・ローゼズの元ドラマーであるスティーヴン・アドラーは自らを刺して病院に搬送されたことが報じられたが、自身が無事だと報告する動画を公開している。

現地時間6月27日18時半頃に救急医療隊員へ連絡があり、スティーヴン・アドラーはロサンゼルスの病院に搬送されたことが報じられていた。「TMZ」によれば、これは自殺を意図したものではなく、誤って刺したものだとされている。命に別条はないことも明らかになっていた。

今回、スティーヴン・アドラーは自身のフェイスブックに無事を報告する動画を投稿しており、次のように語っている。「この間からメディアでの混乱を引き起こしたことを謝るよ。僕は生きているし、元気なんだ。7月12日のラスベガスのゴールデン・ナゲット・ホテルと、7月13日にオレゴン州で開催されるバイクの会合でみんなに会えるのを楽しみにしているよ。バイクの会合は骨には悪いだろうけどね。みんなのことは愛しているし、みんなと会ってハグするのが待ちきれないよ。みんなの愛と支援には感謝しているよ」

https://www.facebook.com/stevenadlersite2/videos/2417959515082196

スティーヴン・アドラーは、アクセル・ローズ、スラッシュ、イジー・ストラドリンと共にガンズ・アンド・ローゼズのオリジナル・メンバーとして知られている。彼は1987年のバンドのデビュー・アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』をはじめ、レコード契約を結んだ1986年から1990年までのバンドのすべてのアルバムでドラムを演奏している。

スティーヴン・アドラーは、ガンズ・アンド・ローゼズが2012年にロックの殿堂入りを果たした際は他のオリジナル・メンバーと共に式典に出席していたが、2017年から2018年のクラシック・ラインナップによる再結成ツアーにはゲスト出演を除いて参加していない。
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先週、腹部に刺し傷を負い病院に搬送されたスティーヴン・アドラーが、水曜日(7月3日)、ビデオ・メッセージをFacebookに投稿した。

ビデオは、画家のTommy Hollensteinのスタジオを訪れたとき撮影されたもので、アドラーは「メディアにおける一連の混乱、本当に申し訳ない。俺は元気にしてる。7月12日ラスベガスのGolden Nuggetで、13日にオレゴンのモーターサイクル・ラリーでみんなに会うのを楽しみにしてる。スゴイものになるよ。そして、みんなのことを愛してる。みんなに会って、ハグするのが待ちきれない。君たちからの愛と支援に感謝する」と、話した。

アドラーは6月27日夜、自宅で怪我を負い、病院へ搬送された。自ら腹部を刺したようだと報道され、後に彼の代理人は自殺未遂ではなく単なる事故だったとコメントしていた。

スティーヴン・アドラーは、ガンズ・アンド・ローゼズの1stアルバム『Appetite For Destruction』やオリジナル・ソングをパフォーマンスするツアーを北米で開催しており、今月は7月12日、19日、21日に公演が予定されている。(Ako Suzuki)
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