スラッシュ、前妻に7億円以上を支払うことで合意

ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュは離婚協議で前妻のペルラ・フェラーに660万ドル(約7億2600万円)以上を支払うことに合意したという。

エンタテイメント情報サイト「ザ・ブラスト」によれば、合意案でスラッシュはペルラ・フェラーに対し、ペルラが再婚するか死ぬまで扶養料として毎月10万ドルを支払うことに同意しているとのことで、これは一方の配偶者ともう一方の配偶者の不均衡を防ぐために支払われるものとなっている。
自身のギターや楽器、会社、残余財産の権利はそのままスラッシュが保持することになる。

52歳のスラッシュは元妻に15歳のロンドンと13歳のキャッシュの親権を譲ることも要求していたが、それは共同親権のままだという。スラッシュはまた子供の養育費として毎月3万9000ドル(約430万円)の支払いに合意し、2036年まで収入のうちの1.8%が息子たちに渡るという。

ペルラ・フェラーはまた、2014年製のレンジローバー、2015年製のメルセデスAMG、2015年製のメルセデスGL450を所有することになるという。

2016年にスラッシュは自身とペルラが正式には結婚していなかったと主張しており、それはペルラが1993年にカルロス・マーティーと1ヶ月だけ結婚しており、その離婚届が事実上提出されていなかったことを理由に挙げている。これは息子のキャッシュについて二重戸籍を申請する段階で発覚している。

しかし、ペルラ・フェラーは2009年にこの件を解決するために弁護士を雇っており、1994年にまで遡及効果があるカルロス・マーティーとの離婚を完了させる判決を得ていることを主張していた。

ガンズ・アンド・ローゼズによる最新ツアー「ノット・イン・ディス・ライフタイム」ツアーは2018年1月時点で4億7500万ドル(約527億円)の興行成績を上げており、これは米『ビルボード』誌による歴代興行成績ランキングの4位にランクインしていた。

「ノット・イン・ディス・ライフタイム」ツアーは2018年11月に行われるアジア/南アフリカ・ツアーまでの日程が現時点で発表されている。
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