元ガンズ・アンド・ローゼズのバケットヘッド、心臓障害であることを明かす

バケットヘッドは心臓障害と診断されたことを明かしている。
イギー・ポップやマイク・パットンとコラボレーションを行い、2000年から2004年までガンズ・アンド・ローゼズに在籍したことで知られ、これまで300枚以上のアルバムに参加してきたバケットヘッドだが、「カミング・アライヴ」のポッドキャストに出演した際に心臓障害であることを明かしている。
これまで経験してきた最もつらいことについて尋ねられた際にバケットヘッドことブライアン・パトリック・キャロルはこの病気について語っている。
「不整脈の心臓の問題を抱えていてね。長年そうだったんだけど、最近ひどくなって、ヤバくなってきたんだよ」と彼は語っている。「何が起こっていたのか知らなくてね。対処しようとはしたんだけど、そのままにしてしまっていたんだ。でも、ひどくなったから、医者に言ってみたら、『今にも発作になりそうだ』って言われたんだよ」
「アブレーション治療を提案されてね。カルーテルを入れて、心臓を止めるものなんだけどね。神経に対してやるものみたいなんだけどさ。というのも、僕の心臓は正常なんだけど、遺伝子による可能性もあるみたいでね。医者も分からないと言ってた。手術をしたんだけど、それでも止められなくて、今なお対処してるところなんだ」
「本当に大変だよ。だって怖いからね」とバケットヘッドは続けている。「部屋を歩くのも大変なんだ。幸いなことに薬には助けられてるけどね。だって、発狂までは至ってないからね。でも、きついよね」
「このことを自分の中で認めていこうとしてるところなんだ。逃げられないわけだからね。常に鼓動を意識しているし、その激しさを感じてる。ものすごく怖いんだけど、いいこともたくさんあってね。というのも、今は自分のやりたいことをやっていこうとしてるんだ。そうしたことをたくさんやっていこうとしててね。今は切迫感があるんだよ」
「明日にだって死ぬ可能性があるわけでね」と彼は締めくくっている。「誰だって死ぬわけだけど、でも、つらい体験なわけでね。とにかく演奏したいし、そうした体験を伝えていきたいんだ」
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ケンタッキーフライドチキンの紙バケツと白い仮面を被る謎の風貌で卓越したギター・テクニックを披露するバケットヘッド(Buckethead)。ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)でも活躍したギタリストが、生命を脅かす深刻な心臓病を患っていることを、出演した「Coming Alive Podcast」で明らかにしています。
バケットヘッドは以前より、心臓の鼓動のリズムが一定でなくなる慢性の不整脈の問題を抱えているそうで、最近その症状が激しく出たため病院行くと医者から「もう少しで脳卒中を起こすところだった」と診断されたと説明。
医師から勧められた、不整脈の治療方法のひとつであるアブレーション治療(カテーテルという管を心臓内に入れて、不整脈の原因となっている部分に通電を加えて焼灼する治療法)を行うものの、あまり効果がなかったようで、現在は薬を投与しているようです。
バケットヘッドは「部屋を歩くことさえ難しい」とも述べており、歩行なども困難になってきていると伝えています。
ただ、音楽活動を休むつもりはないようで、その治療を受けた翌日に、友人とレコードを録音したとも説明。バケットヘッドは「僕は明日を迎えることができた、誰もが迎えることができたが、僕にはこれはヘヴィな経験だ。僕は今プレイしたい、そして僕はこの経験をプレイしたいんだ」と述べています。
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