トミー・スティンソン、アクセルとスラッシュの関係について語る

元ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるトミー・スティンソンは、アクセル・ローズとスラッシュの関係についての自身の見解を明かしている。
ガンズ・アンド・ローゼズは今年4月にクラシック・ラインナップでの再結成が実現し、コーチェラ・フェスティバルをはじめとしたいくつかのライヴを行った後、「ザ・ノット・イン・ディス・ライフタイム・ツアー」を行っている。
ダフ・マッケイガンと入れ替わる形でバンドを離れたベーシストのトミー・スティンソンはポッドキャスト「ライヴ・レッジ」でインタヴューに答え、アクセル・ローズとスラッシュの関係について次のように語っている。
「アクセル・ローズは、確かにすごく誤解されるような人間さ。分かるだろ、彼は感情的だからね。人を打ち負かそうと、口が悪くなるときもあるけど、でも、そのほとんどがざれごとだと俺は思う。奴とはもう20年もの付き合いになるし、俺たちは押し問答を繰り返してきたけど、いつでも彼には思いやりがあったよ。彼のそういう一面は、おそらく誰も知らないと思うけどね。彼は友達なんだ。そう、一生ついて回るみたいなものさ。嬉しい限りさ」
彼は次のように続けている。「スラッシュが脱退して、分裂したりしたときは本当につらかったと思うな。兄弟が自分を見捨てて、家族が崩壊するようなものだからね。それくらいのことだったんだ。でも、ふたりが一緒にいるのを俺は見たけど、はしゃぎながらクソ楽しんでやがる。とにかく、みんなにとって良かったと思ってるよ」
ガンズ・アンド・ローゼズは、「ザ・ノット・イン・ディス・ライフタイム・ツアー」で北米をまわり、1億1680万ドル(約120億円)の総収益を上げている。同ツアーは、最新のコンサート興行収入ランキングのトップに立っている。
スラッシュの脱退以降、様々なメンバーでライヴを行ってきたガンズ・アンド・ローゼズだが、アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンが揃ったラインナップで1993年以来となるライヴを行い、これまでに25公演を行っている。
ガンズ・アンド・ローゼズは1月に来日公演を行うことが決定している。
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