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L・スティーヴンとシャロンのベイリー夫婦の子供「（ウィリアム）ビル・ベイリー」として育てられたが、実際には本当の父親がアクセルが生まれて間もなく彼と母親を残して家を出ていってしまった。後に、その本当の父親の名前がローズであることを知ったのが17歳の時。「生まれた時はまだビル・ベイリーじゃなかった、オレはウィリアム・ローズとして生まれたんだ」アクセルはそれ以来、ウィリアム・ローズと名乗る。
故郷ラファイエットから抜け出す前に、アクセル自身の計算によるところ「20回以上」留置場に放り込まれ、のべ3ヶ月を塀の中で過ごしている。その際「国選弁護人なんか全然信用できない」と、自ら弁護人の役を引き受け、自分で弁護をしている。
アクセルは当初、ヴォーカリストになることを考えてはいなかった。グループの一員になるためならば、なんでもやるつもりだったのだ。だからキーボードで自分の腕を試し、それからベースへと転向した。しかし、間もなくアクセルは必要に迫られ、マイクを取ることになる。当初、地声に近い低音で歌っていたアクセルだが、ある日シャワールームで Nazareth の Hair Of The Dog を歌う彼の声を聞いたイジーとクリスが「この声だ！」と顔を見合わせる。二人にその声で歌うことを頼まれたアクセルはこれを快諾、特徴的ヴォーカル・スタイルを確立していくことになる。
イジーとのプロジェクトである『A.X.L.』で活動していたアクセルはイジーのすすめで自ら「Axl」と名乗るようになり、1986年には自らの名前を「W・アクセル・ローズ」と改名（つまりWとはウィリアムのこと）、これが本名となる。アクセルというバンド名の由来は、スケートボードのホイール・アクセル（と言われている）。W. Axl Roseの頭文字を取ると「WAR」になる、「Axl Rose」は「oral sex」のアナグラムといった話は偶然だというが…。
イジーと結成したプロジェクトは『A.X.L.』『Rose』『Hollywood Rose』と変名・融合を繰り返す、そしてこれが後の『GUNS & ROSES』誕生の基礎となった。

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1994年、ギルビークラークのソロ・アルバム「Pawnshop Guitars」に参加、ヴォーカルとピアノを披露している。ウエスト・アーキ－ンが1996年に結成した『The Outpatience』の「Anxious Disease」ではタイトル曲のバック・ヴォーカルとして参加。
1997年、GUNS N' ROSES という名称の所有権を法的に獲得したアクセル。1998年2月にはアリゾナ州フェニックスの空港でアクセル逮捕、荷物チェックの際に検査官とモメたらしいのだが、真相は不明。
1999年、スピン誌が7月号で『今、世界が必要としているのはアクセル・ローズ』という表紙特集を掲載。
2000-2001年の大晦日、ラスヴェガスでのライブで復活、さらに2001年1月の『ロック・イン・リオ』にも参加。続く2001-2002年大晦日にも再びラスヴェガスで年越しライヴを行うも、ニューアルバム「Chinese Democracy」は発売されず、 2002年夏には『サマーソニック02』に参加して来日。MTVにもサプライズ・ゲストとして登場し、ワールド・ツアーも順調に行われるかと思った矢先、2002年末から2003年明けにかけて予定されていた北米ツアーが突如、途中ですべてキャンセルに。2004年、バケットヘッドの脱退を理由に5月に予定されていたロック・イン・リオへの参加予定をキャンセル。
2006年、再びGN'Rのツアーを再開するも、6月にはアクセルがストックホルムで宿泊先のホテル警備員に噛み付いて逮捕されるというニュースも。8月には、MTV Video Music Awordにキラーズを紹介するためだけにアクセルが登場。
2007年7月、GN'Rの来日公演が行われる。11月にリリースされたセバスチャン・バックのソロ・アルバム「Angel Down」に参加。同11月、カリフォルニア州の高級住宅地マリブで山火事が発生し、アクセルの自宅でも屋根を始めとする一部が焼けた。アクセル自身もホースを手に消化にあたった模様。
2008年11月、GN'Rのニューアルバム「チャイニーズ・デモクラシー」がリリースされる。

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