スティーヴン・アドラー、GN’Rのコンサートにゲスト参加

ガンズ・アンド・ローゼズはシンシナティで行ったライヴで、オリジナル・ドラマーのスティーヴン・アドラーと共演している。
アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンは今回のツアーのために再結成を果たしているが、ドラマーに関してはクラシック・ラインナップでの再結成前から参加しているフランク・フェラーが担当している。
シンシナティのポール・ブラウン・スタジアムで行われた公演で、スティーヴン・アドラーは“Out Ta Get Me”と“My Michelle”の2曲で、セカンド・ドラマーとしてフランク・フェラーに加わっている。
共演の模様はこちらから。


スティーヴン・アドラーは1990年にドラッグ中毒のためにバンドを脱退していたが、今回のクラシック・ラインナップでの再結成に加わるのではないかと憶測を呼んでいた。スティーヴン・アドラーはザ・カルトのドラマーだったマット・ソーラムに取って代わられている。
スティーヴン・アドラーについは背中のケガのために今回の「ノット・イン・ディス・ライフタイム」ツアーに参加することができないと報じられていた。4月にクラシック・ラインナップでの再結成ライヴを行って以降、現在ツアーは仲睦まじいものとなっていて、スティーヴン・アドラーは今後も出演する可能性があるという。
今回のツアーには、その他にキーボードのディジー・リード、ギタリストのリチャード・フォータス、キーボードのメリッサ・リースが参加している。次の公演は7月9日のナッシュヴィル公演となっていて、ツアーは8月のサンディエゴ公演まで続けられる。アクセル・ローズは先月、UKでも「もうすぐ」ツアーをするつもりだと語っており、1993年発表のカヴァー・アルバム『スパゲッティ・インシデント』以来となるスラッシュとダフ・マッケイガンを迎えた新作の可能性についても言及している。
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ガンズ・アンド・ローゼズのオリジナルドラマー(1985年~1990年まで滞在)スティーヴン・アドラーが、7月6日(現地時間)オハイオ州シンシナティのPaul Brown Stadiumにてガンズ・アンド・ローゼズのコンサートに参加し、数曲をプレイした。
薬物中毒の後遺症もあり1990年以来一度もガンズに参加していなかったスティーヴン・アドラーだが、この日は「アウト・タ・ゲット・ミー」「マイ・ミシェル」をパフォーマンスした。以前本人に何度かインタビューした事があるが、薬物中毒の後遺症のせいで言葉をはっきりと話す事も難しい状況になっていた。
ガンズ・アンド・ローゼズがロサンゼルスのTroubadourでシークレットコンサートを行った2016年4月1日に、実はすぐそばにあるライブハウスのウィスキーア・ゴーゴーでスティーヴン・アドラーのソロ「Adler」ライブが予定されていた。もしかしたら、そこに飛び入り参加があるのかもしれないと地元では噂が絶えなかったものの、ライブ数日前にスティーヴン・アドラーは背部手術を行う事になり、ショーはキャンセルになってしまっていた。
この時点でスティーヴン・アドラーのガンズ・アンド・ローゼズ再結成ツアーへの参加は無理だと言われていた。昨夜のライブでは元気そうな姿を見せており、ソロ「Adler」での活動も待ち遠しいところだ。
文:Sayaka Shiomi


barks.jp

Guns n Roses (w Steven Adler) – Out Ta Get Me – Cincinnati, OH 7/6/2016
https://www.youtube.com/watch?v=jnIONhsYXKw
Guns n Roses (w Steven Adler) – My Michelle – Cincinnati, OH 7/6/2016
https://www.youtube.com/watch?v=JqhQl9ewcE0