ダフ・マッケイガン、ブラック・サバスが真のパンクだった理由について語る

パンク・ロックを敬愛しているガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のダフ・マッケイガン(Duff McKagan)は、ブラック・サバス(Black Sabbath)が真のパンクだった理由について、英Metal Hammerの最近のインタビューの中で語っています。このインタビューはオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)が亡くなる前であり、ブラック・サバスとオジーの最終公演『Back To The Beginning』に参加する前に行われました。

Q:シアトルで育ったパンク・ファンにとって、ブラック・サバスはどんな存在だったのでしょうか?

「サバスはパンクの前から俺のそばにいた。新しいアルバムを全曲まるごと流すFMラジオ局があったんだけど、そこで“Iron Man”を聴いたんだ。6歳か7歳の子供にとっては“わあ!”って感じだったよ。自分で演奏し始めると“もしかしたら、俺でも弾けるかも”って思ったんだ。サバスは音楽を身近に感じさせてくれた」

Q:初期のバンドでサバスのカヴァーを演奏しましたか?

「(ダフのティーンエイジ時代のパンク・バンド) The Fartzは“Children Of The Grave”を演奏した。81年の話だよ。当時はドラムを叩いていたけど、凝ったことはしなかった。俺たちはハードコアで、とにかく速く演奏していた。速く演奏すれば、いろんなことをごまかせるからね」

Q:サバスにパンクの要素はありましたか?

「間違いなくあったよ。俺にとってパンクロックは、自分のやりたいことを真実と誠実さを持ってやることで、それはサバスも同じだった。彼らは全く気にしなかった。何度も限界に挑んでいた。パンクだけじゃないよ。“Sabbath Bloody Sabbath”のあの低いDのリフが落ちるところ…あのリフがなければシアトル・サウンドもデザート・ロックも存在しなかっただろうね」

Q:オジーが素晴らしいフロントマンである理由は何だと思いますか?

「彼は誰でもステージに立って歌うことができると感じさせてくれた。彼が素晴らしい歌手じゃないってわけじゃない、彼は本当にすごい。でもロバート・プラントのように歌うことは俺にはできない。でも、オジーは? 彼は僕たちの一人だったんだ」

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