バッド・カンパニーを称える公式トリビュート盤、SMKCが参加

バッド・カンパニー(Bad Company)を称える初のオフィシャル・トリビュート・アルバム『Can’t Get Enough: A Tribute to Bad Company』が海外で10月24日発売。リリース元は Primary Wave Music。

バッド・カンパニーは今年<ロックの殿堂>入りを果たしますが、殿堂入りの式典は、このアルバムのリリースから2週間後の11月8日にロサンゼルスで行われます。

本作は、バッド・カンパニーに深く影響を受けたロック、カントリー、アメリカーナの豪華アーティストが集結したトリビュート・アルバムで、バッド・カンパニーの名曲を新たな解釈で披露しています。

参加しているのは、スラッシュ・フィーチャリング・マイルス・ケネディ・アンド・ザ・コンスピレターズ(Slash ft. Myles Kennedy and the Conspirators)、ヘイルストーム(Halestorm)、デフ・レパード(Def Leppard)のジョー・エリオット(Joe Elliott)とフィル・コリン(Phil Collen)、ブラックベリー・スモーク(Blackberry Smoke)、ザ・ストラッツ(The Struts)、ブラック・ストーン・チェリー(Black Stone Cherry)、プリティー・レックレス(The Pretty Reckless)など。

また、バッド・カンパニーのポール・ロジャース(Paul Rodgers)とサイモン・カーク(Simon Kirke)も特別参加しています。2人は「Seagull」でジョー・エリオットとフィル・コレンと共演し、ロジャースはヘイルストームと共に「Shooting Star」を演奏しています。

ジョー・エリオットはプレスリリースの中で、こう話しています。

「バッド・カンパニーは最初からずっと大好きだった。フリーとモット・ザ・フープルという、俺の大好きな2つのバンドが見事に融合した素晴らしいバンドなんだから、好きにならないわけがない! フィルと俺が、ポールとサイモンと一緒にお気に入りのバッド・カンパニーの曲をカヴァーできるなんて本当に光栄だよ!すごい!」

スラッシュは、こう話しています。

「バッド・カンパニーは、俺の青春時代の重要な時期のバックグラウンドミュージックだった。彼らは素晴らしいバンドで、当時も今も俺にとって大きな影響を与え続けている」

ポール・ロジャースは、こう話しています。

「他のミュージシャンが俺たちの曲をどう解釈するかを聴けるのはとても興味深かった。時間をかけて聴いているうちに、自然と笑みがこぼれたよ。これらのアーティストたちがバッド・カンパニーに敬意を表したいと思ってくれたことに、心の中でひそかに感動している。この作品に参加した皆が心を込めて演奏してくれたことに感謝している。その気持ちは、このアルバムを聴けばわかると思うよ」

このアルバムからの1stシングルはザ・ストラッツ(The Struts)による「Rock ‘N’ Roll Fantasy」のカヴァーで、新たにミュージックビデオが公開されています。

■『Can’t Get Enough: A Tribute to Bad Company』
01. Ready For Love – HARDY
02. Shooting Star – HALESTORM (feat. Paul Rodgers)
03. Feel Like Makin’ Love – SLASH FEATURING MYLES KENNEDY & THE CONSPIRATORS
04. Run With The Pack – BLACKBERRY SMOKE (feat. Paul Rodgers and Brann Dailor)
05. Rock ‘N’ Roll Fantasy – THE STRUTS
06. Bad Company – CHARLEY CROCKETT
07. Rock Steady – DIRTY HONEY
08. Burnin’ Sky – BLACK STONE CHERRY
09. Seagull – Joe Elliott and Phil Collen of DEF LEPPARD (feat. Paul Rodgers and Simon Kirke)
10. All Right Now – THE PRETTY RECKLESS

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