ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのヴォーカル候補だったケリー・シーファーが当時の思い出を共有

ヴェルヴェット・リヴォルヴァー(Velvet Revolver)は最終的にストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランド(Scott Weiland)をリードヴォーカルに迎えましたが、複数の候補がいました。その一人が米テクニカル・デスメタルバンド、エイシスト(Atheist)のケリー・シーファーでした。シーファーは、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーとのオーディションで披露したデモ音源を共有し、オーディション当時の思い出も語っています。

ガンズ・アンド・ローゼズを脱退したスラッシュ、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラムの3人にギタリストのデイヴ・クシュナーを擁するヴェルヴェット・リヴォルヴァーはリードヴォーカルを探していました。シーファーがオーディションを受けたのは2003年だったという。

このデモ音源(2曲「Eye for an Eye」と「Room 169」)は2年前にYouTubeにアップロードされたものです。

シーファーは自身のSNSアカウントにこう投稿しています。

「インターネットは歴史を保存してくれるから本当にありがたい…これは俺とスラッシュ、ダフ、マット・ソーラム、デイブ・クシュナーで、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー結成前の2003年のものだ。彼らはロサンゼルスのリハーサルスタジオ“Mates”でトラックをライヴ録音し、俺にヴォーカルを加えるように送ってくれた。

この経験について語れる話は何時間もある…“デスメタル”の人間として、これはある種の典型的な“キャットフィッシュ(※自分の素性を隠して他人に成り済ます)”のようなシチュエーションだった。彼らは俺がエイシストにいたことを知らなかったし、俺は彼らにそれを明かすつもりはなかった。ロサンゼルスで彼らと一緒に過ごし、セッションできたのは最高の経験だった。この時の録音は長らく失っていたんだけど、今夜偶然これを見つけた。インターネットに感謝!」


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