ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは自分にとってオジー・オズボーンがどんな存在だったかについて語っている。
オジー・オズボーンはブラック・サバスの最後のライヴとしてキャリアを締めくくる公演を行うことが決定している。ライヴは7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで行われる予定となっており、ブラック・サバスはオジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードという結成メンバーによるラインナップで20年ぶりにライヴを行うことが決定している。
この公演にはガンズ・アンド・ローゼズも出演することが決定しており、メタリカ、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、アンスラックス、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、トゥールらも出演する予定となっている。
今回、ダフ・マッケイガンはYouTubeにファンからの質問に答える動画を公開しており、その中でオジー・オズボーンはどんな存在だったかという質問が寄せられている。
「それはすごく大きな質問だね。だって、オジー・オズボーンは常に存在していたんだ」とダフ・マッケイガンは語っている。「言うなれば、6歳の時から、幼い子どもだった頃から、FMラジオが流れていた。歳上の兄弟がいたから、家のリヴィング・ルームにはステレオがあって、彼らがFMラジオをかけていたんだよね。当時のFMラジオはアルバムの片面全体を流す感じで、ロック、ロックンロール・ミュージックがかかっていた。ジミ・ヘンドリックスとか、そういうものだよね。それでブラック・サバスの“Iron Man”を初めて聴いた時のことは覚えているよ。何歳だったかな、とにかく幼い頃に“Iron Man”を聴いて、『すごい。アニメみたいだ』と思って、『これは何ていう曲?』なんて言っていた。自分にとっては入ってきやすい曲だったんだよね。数年後、ギターを弾き始めた時に、その曲を弾けるようになった。だから、ブラック・サバスとオジー・オズボーンは常に存在していたんだ」
ダフ・マッケイガンは次のように続けている。「1978年にリリースされた『ネヴァー・セイ・ダイ』は大好きだった。スルーした人もいたけど、ロニー・ジェイムス・ディオ期のブラック・サバスはクールだったと思う。オジー・オズボーンは一人でやり始めて、ソロになって、アイコンになったんだ。ソロになったことで、イギー・ポップ、レミー・キルミスター、オジー・オズボーン、プリンス、そういうものになったんだ。こういう人たちはロックンロールにとって不変の存在で、オジー・オズボーンはそうあり続けているんだよ」
DUFF MCKAGAN Says OZZY OSBOURNE Has Been ‘A Constant’ In His Life Since He Was ‘About Six Years Old’
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