スラッシュ、GNRが映画『ターミネーター』新作に新曲提供との噂を否定

ガンズ・アンド・ローゼズが、映画『ターミネーター』シリーズの新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』に新曲を提供するらしいとの噂が流れたが、残念ながら、スラッシュにより否定された。

バンドのファンサイトは先週、ガンズ・アンド・ローゼズのメンバー4人が、サウンドトラックに新曲を提供するか決めるため、『ターミネーター:ニュー・フェイト』の暫定版のプライベート試写会に出席したと報告。「スラッシュは曲を緊急リリースするため、アクセルの家で多重録音したようだ。現時点で曲名は不明ながら、100%間違いない。ガンズ・アンド・ローゼズの新曲」と伝えていた。

これについて、今週月曜日(9月9日)SiriusXMの番組『Trunk Nation』にゲスト出演したスラッシュはこう話した。「ターミネーターには何もないよ。ああいう噂は、一度出ると、独り歩きするものだ。収束させられない。広まっていくばかりだ。ま、とにかく、映画には何もない」

スラッシュはまた、ガンズ・アンド・ローゼズのこの先の計画について、秋に北米でミニ・ツアーを行なった後、「ツアーに関していえば、3月に何かある。それにもちろん、みんな、俺らが新曲を作っているのは知っているだろ」と話した。

アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンが28年ぶりに『ターミネーター』シリーズで共演を果たす『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、11月に劇場公開される。(Ako Suzuki)
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ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは映画『ターミネーター』の新作に曲を提供するという噂を否定している。

ガンズ・アンド・ローゼズは1991年に映画『ターミネーター2』に“You Could Be Mine”を提供している。ミュージック・ビデオにはアーノルド・シュワルツェネッガーも出演しており、バンドに立ち向かう役を演じている。

噂はガンズ・アンド・ローゼズのオーストラリアのファン・コミュニティから持ち上がったもので、フェイスブックに次のように投稿していた。「『ターミネーター:ニュー・フェイト』に取り組んでいる情報筋が教えてくれたんだけど、ガンズ・アンド・ローゼズの4人のメンバーがサウンドトラックに曲を入れたいか判断するためにラフ版のプライベートな試写会に行ったらしいんだ」

「どうやら、スラッシュはアクセル・ローズの家にいて、急ぎのリリースに向けて曲のオーバーダビングをレコーディングしているらしい。現時点で曲名は分からない。でも、そう、100%確認済だよ。ガンズ・アンド・ローゼズの新曲なんだ」

しかし、衛星ラジオ局「シリウスXM」の「トランク・ネイション」に出演したスラッシュはこの噂を否定している。

「『ターミネーター』の映画には何もないよ」と彼は語っている。「こういう噂って出ては独り歩きしちゃうんだけどさ。そうなると、手繰り寄せることはできないんだよ。風に翻弄されるのをまかせるだけだよね。でも、とにかく、何もないよ」

ガンズ・アンド・ローゼズがリリースした最後のアルバムは2008年発表の『チャイニーズ・デモクラシー』となっている。

今年6月、スラッシュは新しいアルバムについて「まだ始まったばかり」と語っている。

「誰もが(記事を)読めるような状況になっている頃には、俺の発言が誇張されたものに変化してしまうわけでね」とスラッシュは語っている。「アクセルがしばらく取り組んでいるマテリアルがあるということなんだ。それらをすべて集めたら、アルバムにするには十分な量になるかもしれないけどさ」

「ガンズ・アンド・ローゼズとしてスタジオに入って、俺やダフ(・マッケイガン)とかと一緒になってアルバムに取り組むという作業は、まだ始まったばかりなんだ。だから、言うのは難しいんだけどね」

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日に日本公開される。
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