Reckless Road

レックレス・ロード
■ Reckless Road: Guns N' Roses and the making of Appetite for Destruction

「レックレス・ロード: ガンズ&ローゼズ アンド ザ・メイキング・オブ・アペタイト・フォー・ディストラクション」

『Reckless Road -メイキング・オブ・アペタイト / Guns N' Roses-』
マーク・カンター、ジェイソン・ポラス 著・撮影 / 小林真里 訳

Marc Canter with Jason Porath and additional photographs by Jack Lue
Translation by Masato Kobayashi

道出版 2009年1月30日 発売
定価: 4,104 円(税込) 本体3,800円

Reckless Road の日本語版

【主な内容】

「Reckless Road これ以上の Rock' n Roll Bookは存在しない」 by Slash

"あいつらが心の底から信じていたことは、成功できるかどうかはともかく、正しいことをやる、ってことだった"

ガンズ・アンド・ローゼズ全盛期当時の活動に密着。撮り下ろされた貴重な写真や当時の状況を克明に伝えるテキスト・資料の数々を収録した唯一無二のガンズ写真集。日本での発売を熱望されていた一冊がついに邦訳化。

「新しいプロジェクトを始めたぞ!」 そう、俺はスラッシュに大声で叫んだんだ。
1981年、俺はこのプロジェクトを記録するべきだってことに気づいた。俺はライヴの写真を撮り、ビデオテープとカセットテープに音源を収めた。さらに、一番最初のものから、『Appetite For Destruction』のレコーディングが始まるまでの、Guns N' Rosesのすべてのライヴに関するあらゆるものの収集を始めた。チケットの半券や新聞の広告、新聞や雑誌の切り抜き、セットリスト、ライヴのフライヤーといったものをね。俺がこの本を作った目的は、あのバンドを好きな人や、そうじゃない人にも、音楽史上最も素晴らしいアルバムの一つが作られるまでの過程を見てもらうことだ。俺が幸運にも目撃することができた、Guns N' Rosesが結成されるまでの過程を、みんなにも見てもらいたいんだ。
この本には50以上の数のGuns N’Rosesのライヴを取り上げているけど、その内の30は彼らがゲフィンと契約する前のものだ。当初のゴールは、できるだけ大量の写真を使って、彼らのライヴで流れていた空気をみんなに感じてもらうことだった。でも今は、みんながこの本を読み終わったときに、あの場所に、俺の隣にいたみたいに感じてもらいたいと思っているんだ。それが俺のゴールだよ!
著者:Marc Canter

【本書内容より】
クリス・ウェバー(ex ROSE リード・ギタリスト)
俺は友達のトレイシー・ガンズと一緒にRainbowにたむろってた。そこで奴は、イジーを紹介してくれた。俺たちは1日か2日ジャムって、イジーがインディアナからL.A.に越してきたばかりの友達のことを口にした。俺たちは車でハリウッドのWhitleyにある古びた不気味なアパートに向かった。屋上に足を踏み出すと、太陽の中になにかが輝いているのが見えた。俺たちが歩いていくと、タールが塗られ燃えるように熱い屋根の上に小さなタオルを敷いて横になっている、赤毛の長髪で、肌が青白い男 ”ビル”を見つけた。

ダフ
俺がスラッシュと会ったのは、The Recycler(L.A.の情報誌)に載ってたメンバー募集の広告に応募したときだった。カンターズ・デリに行き、スラッシュとスティーヴンに会った。俺はその時、髪を赤と青に染めて、短くしていた。その夜、俺たちはWest Knollにあるスラッシュの母親の家に行った。地下室があって、そこでスラッシュはあいつが持ってたジョー・ペリーの写真を全部見せてくれた。そして、あいつはギターを弾き始めた。俺はそれを見て、「この野郎は凄えぜ!」って思ったんだ。

スラッシュ
イジーは自分の書いた曲に歌詞をつけていた。あいつは素晴らしいソングライターで、イジーのおかげで俺たちはバンドをスタートすることができた。

[from HMV]
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