ROLLING STONESローリング・ストーンズ

Rolling Stones vs Guns N' Roses !?

■ 「AC/DC、エアロスミス、アリス・クーパー。究極の目標はローリング・ストーンズのオープニング・アクト」(アクセル)
1989年10月、GN'R は Los Angeles Coliseum で Rolling Stones のオープニング・アクトに。
■ ローリングストーンズと一緒にやることほど興奮することはなかった。だけど、神経のまいる仕事でもあった……LAで4回のギグをやったんだから。初日の朝6時にアクセルが電話をしてきた。すっかりまいった様子で「オレは辞めるから」って言うのさ。それでオレは他のメンバーに「こいつはえらく長い4日間になりそうだぜ」って伝えた。それからヤツがその晩のステージに上がって、8万人もの観客の前でバンドを辞めるって宣言したんだ。どうやって4回のギグをこなしたのかも、よくわからない。(イジー)

■ あの時は確かにオレは問題を抱えていて、状況に慣れようと必死で楽ではなかった。それが、ストーンズとのあの何度かのギグについてのオレの見方に影響している。オレはバンドの誰にも会わなかった。意図的にね。大勢がオレたち対ストーンズという図式を作った。ロックンロールのワルたちが直接対決するって……それで、オレはキース・リチャーズと一緒に出かけてって、ジャック・ダニエルズの飲み比べをする気にもならなかったんだ。(スラッシュ)
その後、アクセルとイジーがストーンズのショウにゲスト参加し、Salt Of The Earthで共演する一幕も。
Axl Rose, Mick Jagger
Axl Rose, Mick Jagger

■ アクセルはなかなか可愛い坊やだが、今みたいな生き方を続けていたら、10年後に生きているかどうかわかんないぜ。オレは直接あいつに言ってやったよ。おまえさんも気をつけろよ、ってね。
(キース・リチャーズ)
■ 「クラッシュみたいなものさ。それともセックス・ピストルズに近いのかな。音楽そのものじゃなくて、もっとほかの要素が。自己破滅的な部分がある、とかね」
「生まれながらの退化、というやつだろう。そういう連中は決して長生きしない。自己を破滅の道に追い込むんだからな」
(ミック・ジャガー)