■ 1989 ■
[01月30日]
American Music Awardsでドラッグ中毒治療中のスティーヴンにかわってDon Henley がドラムをプレイし "Patience"を披露。彼が同年夏に発表した『エンド・オブ・ザ・イノセンス』にはアクセルもゲスト参加。

[02月]
『GN'Rライズ』から「ペイシェンス」をシングル・カット(最高4位)。これと前後してアルバム自体も2位まで上昇。

[06月08日]
ニューヨークでのエイズ撲滅チャリティ・イベントへの出演を、主催者側から拒絶される。『GN'Rライズ』収録の「ワン・イン・ア・ミリオン」の歌詞に"ファゴット"というホモセクシュアル差別用語が含まれる件に、ゲイ団体が抗議したため。

[08月]
マイケル・モンローのビデオ・クリップ、「デッド・ジェイル・オア・ロックン・ロール」にアクセルがゲスト参加。その撮影だけのためにニューヨークへ。

[08月27日]
旅客機内で他の乗客に迷惑をかけたとしてイジー逮捕。2日後に保釈。

[09月]
アクセルがゲスト参加したスティーヴ・ジョーンズのアルバム、『ファイアー&ガソリン』発売。

[09月06日]
L.A.の『ユニバーサル・アンフィシアター』での『MTV ビデオ・ミュージック・アウォード』授賞式で「スウィート・チャイルド~」が最優秀ビデオに。が、受賞挨拶の際の4文字言葉連発で顰蹙を買う。また、同日の楽屋でイジーがMOTLEY CRUEのヴィンス・ニールに殴られるという事件も。

[10月]
L.A.『メモリアル・コロシアム』でのROLLING STONES公演の前座を務める。この時、ステージ上で他のメンバーのドラッグ癖について言及したアクセルは、Mr. Brownstoneと踊ることを止めなかった場合、これがGN'R最後のショウになる、と言って切れる。

[12月17,19,20日]
アクセルとイジーが"Salt Of The Earth"をローリング・ストーンズのショウに参加して一緒にプレイ(Atlantic City, NJ)。

■ 1990 ■
[01月]
マイク・クリンクをプロデューサーに迎え、L.A.にてレコーディング開始。

[02月]
ディジー・リード、加入。

[04月07日]
インディアナポリスで開催された『ファーム・エイド 4』に出演。"Civil War" "Down On The Farm"を披露。

スラッシュとダフ、イギー・ポップの『ブリック・バイ・ブリック』アルバムに参加。

[06月]
スティーヴン、ドラッグ中毒回復まで10ヵ月の猶予を与えられるも立ち直れず、脱退へ。6月上旬にはザ・カルトでの活動歴を持つマット・ソーラムを後任に迎え、キーボード奏者のディジー・リードも加えた6人組に。

新ラインナップでのレコーディングやり直しを開始。同じ頃、「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」のスタジオ・テイクを初めて収録したサントラ盤、『デイズ・オブ・サンダー』発売。

[07月]
ルーマニア救済チャリティ・アルバム『ノーバディズ・チャイルド』発売。GN'Rは未発表曲「シヴィル・ウォー」を提供。

[10月30日]
ステレオの音がウルサいと抗議してきた隣人女性にワインの瓶を投げつけたとしてアクセル緊急逮捕。が、同日釈放。証拠不充分により無罪。その後アクセルは転居。

[11月09日]
Axl, Slash, Duff, Sebastian Bach, James Hetfield, Kirk Hammett, Lars UlrichによるバンドGAKがRIPマガジンのパーティーでプレイ。


Suicide Shift