ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、イジー・ストラドリンとの初期のやりとりを明かす

NME 2017.08

ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは、ウェブサイト「ミュージック・アフィショナード」との新たなインタヴューの中で、ハリウッド・ローズでとして活動した短期間の間の初期のイジー・ストラドリンとの不和について明かしている。

スラッシュは次のように語っている。「そう、あれ(ハリウッド・ローズ)が俺とアクセルが一緒にやったバンドなんだ。俺が入る前はまた別の形でね。当初はイジーがバンドにいたけんだど、仲違いがあって彼が抜けたんだよ。だから俺とアクセル、スティーヴン・アドラーとスティーヴ・ダロウだったんだ。俺たちはギグをたくさんやったけど長くは続かなかったね。あれは後に来ることへの推進力みたいな感じだったんだ」

スラッシュはイジー・ストラドリンの作曲におけるガンズ・アンド・ローゼスへの重大な貢献についても論じている。

「かなり昔からの曲もあってね。“Anything Goes”がそうなんだ。『アペタイト・フォー・ディストラクション』の中では多分最も地味な曲で、アルバムを作る前に何度も書き直されたんだけどさ。イジーとアクセルは俺がやってくる前から演奏してたよ。アルバムにはすごくクールなリフを基にした“Rocket Queen”も入ってるけど、あれはロード・クルー、つまりダフ、スティーヴン、そして俺からできたものだったんだ」

スラッシュは次のように続けている。「俺たちはリハーサルのスタジオ代が2〜3時間分しか払えなかったから、2〜3時間の間に1曲を終わらせたんだ。『アペタイト・フォー・ディストラクション』でもイジーのリフがあって、それが“Out Ta Get Me”になったしさ。彼はある日即興でそれを弾き始めて、俺がすぐにそれをピックアップしたんだ。リフは俺たち5人の間で曲を一つにするインスピレーションのようなものだったね」