USE YOUR ILLUSION 1992 IN TOKYO: JAPANESE LASER DISC EDITION


USE YOUR ILLUSION 1992 IN TOKYO JAPANESE LASER DISC EDITION
USE YOUR ILLUSION 1992 IN TOKYO: JAPANESE LASER DISC EDITION (1DVD)

[IMPORT TITLE]
[メーカーインフォ]
時代の象徴ですらあった大決定オフィシャル映像『USE YOUR ILLUSION 1992 IN TOKYO』。そのレーザー・ディスク版が史上最高峰クオリティで復刻です。
もうすぐスラッシュ/ダフ・マッケイガンが復帰したGUNS N' ROSESが日本に戻って来ようとしていますが、本作に収められているのは二度目の来日公演。「1992年2月22日:東京ドーム公演」を収めたオフィシャル映像です。このライヴは当時、衛星放送局によって放送され、その後ソフト化。2本のビデオ『USE YOUR ILLUSION I』『USE YOUR ILLUSION II』としてリリースされました。アクセル・ローズ/スラッシュ/ダフのフロントラインが揃った唯一の公式ライヴ映像として、ロック史に燦然と輝く大傑作なのです。
それだけの決定映像だけに海外プレスのDVDも存在しますが、本作はそれとは違う“日本盤レーザーディスク”から起こされたもの。現在に至るまで日本盤の再発は実現しておらず、今後もあり得ないであろう(権利の問題とも言われていますが……)特別編集版なのです。ビデオ/海外DVDは2本に分かれていますが、“日本盤レーザーディスク”は1枚もの。数曲をカットしつつ、曲順も編集された濃縮2時間バージョンなのです。
そんな“日本盤レーザーディスク”の凄味は、そのクオリティ。当店では、これまでも数々の“日本盤レーザーディスク”をデジタル化してきましたが、本作はその最新弾。コアマニアが所有していたミント・クオリティのレーザーディスクを使用し、海外のアナログ映像専門メーカーに委託。プロユースのハイエンド機材で精緻にDVD化しているのです。その画面クオリティたるや、驚異的な映像美。そもそもレーザーディスクはVHS/ベータよりも走査線も多く、規格自体が優れているわけですが、さらに保存性もけた違い。テープ特有の歪みや劣化が一切なく、艶やかな発色は当時そのまま。現在では、公式保存のマスターテープが経年劣化しているケースも珍しくなく、「遂にDVD化されたと思ったらレーザーディスクの方が綺麗だった」ということもあるくらいです。特に当時から最新メディアに敏感だった日本では無数のレーザーディスクが制作されており、その盤質も世界一。コレクター間では「究極クオリティを目指すなら日本盤レーザーディスク」とさえ言われるほどブランド化されているのです。
そんな精緻な工程を経てデジタル化された本作は、GUNS N' ROSESの“怪物ぶり”がたっぷり。当時はイジー・ストラドリンからギルビー・クラークに交代後。そのメンバー6人に加え、ホーン3人、女声コーラス2人、サイドキーボード1人まで起用し、総勢12名によるビッグなショウなのです。バンドが大きければ、観客側のスケールもデカい。“USE YOUR ILLUSION TOUR”では二度来日して6公演を行っていますが、そのすべてが東京ドーム。ここで、ちょっとその日程を確認してみましょう。
・1992年2月19日:東京ドーム
・1992年2月20日:東京ドーム
・1992年2月22日:東京ドーム【本作】
 《11ヶ月後》
・1993年1月12日:東京ドーム
・1993年1月14日:東京ドーム
・1993年1月15日:東京ドーム
このように、見事にビッグエッグ1色。スタジアムを3日間ずつ行う人気ぶりもさることながら、東京ドームしかないという事は、日本全国からこの現場に集っているということでもある。実際、本作に映し出される観客たちは、数だけでなく層の厚さも凄い。気合いの入ったバンド野郎はもちろんのこと、普段はアイドルを追いかけていそうな女子、会社帰りと思しきスーツ親父、小遣いをやりくりして駆けつけたような高校生……“観客”というよりは“群衆”と呼んだ方がしっくりくる人の海が「You Could Be Mine」に飛び上がり、「November Rain」に揺れる。年齢に関係なく、普段聴いているジャンルに関係なく「GUNSが来るなら見なくっちゃ」という巨大なマスパワーが画面いっぱいに広がるのです。
さらに、そんな群衆を熱くさせるライヴを捉えるプロダクションも巨大。当時の日本はバブルがハジける寸前だったわけですが、金に物を言わせたカメラの台数はちょっと数え切れない。アクセルがちょっとステージを歩こうものなら、前から後ろから右から左から足下からと無数のアングルで捉えきる。ドラムライザーから飛び降りるだけでも数カットを駆使する豪華ぶりです。
しかも、本作は2時間の濃縮版だけに“豪華さ”に“濃さ”が加わる。ビデオ2本の3時間バージョンも怪物感たっぷりでしたが、そこから人気曲に絞り込んだ編集はまるで「映像版ベスト」かのよう。当時30歳になったばかりのアクセルが一瞬の緩みもないまま全編を駆け抜ける特濃映像なのです。
まるでプリンスやマドンナのように巨大なロックバンド。「初来の方が凄かった」「やっぱりアペタイト」………当時は、あまりの大きさ、マス人気の凄さにそんな事も言われました。しかし今となって振り返れば、リアルなストリート・ロックがここまでビッグになった時代はなかった。それもこの日本で。1988年の“現象”は消えるどころか、衰えることなく巨大化を続け、本作にたどり着いたのです。
バンド・群衆・ショウ・撮影、すべてが巨大。そんな時代の光景を、史上最高峰たる“日本盤レーザーディスク”から呼び起こした銘品。

(1:59:13)
01. Introduction
02. Arrivals
03. Pre-Show
04. Opening Call
05. Nightrain
06. Live And Let Die
07. It's So Easy
08. Bad Obsession
09. Welcome To The Jungle
10. Don't Cry
11. Double Talkin' Jive
12. Civil War
13. Patience
14. You Could Be Mine
15. November Rain
16. Sail Away / Bad Time
17. Sweet Child O' Mine
18. Rocket Queen
19. Only Women Bleed
20. Knockin' On Heaven's Door
21. Paradise City
22. End Credits

W. Axl Rose - lead vocals, piano
Slash - lead guitar
Duff McKagan - bass
Matt Sorum - drums, percussion
Dizzy Reed - keyboards, percussion, backing vocals
Gilby Clarke - rhythm guitar

Cece Worrall-Rubin, Lisa Maxwell, Anne King - horn
Tracey Amos, Roberta Freeman - backing vocals
Ted Andreadis - keyboards, harmonica, backing vocals

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.119min.