STUDIO DEMOS 1981-1990 [2nd Press]


STUDIO DEMOS 1981-1990 2nd Press
ZODIAC
[ZODIAC 242] (3CD)

DISC 1-3
"Hollywood Rose" Works / "Hollywood Rose" 1981 Studio Demos / "Appetite For Destruction" Studio Rehearsals / "Live Like A Suicide" Recording Sessions / "Use Your Illusion" Early Working Demos


[メーカーインフォ]
初期のデモ/アウトテイクを極上クオリティでコンパイルした決定盤『STUDIO DEMOS 1981-1990』。大ヒットを記録したアンダーグラウンドのスタジオ・アルバムが2ndプレスで再入荷決定です。
そんな本作に刻まれているのは、全52トラック・3時間48分41秒に及ぶスタジオ録音。HOLLYWOOD ROSEでの初録音から『USE YOUR ILLUSION』の初期セッションに至るまで。インディアナ州のティーンだったアクセル・ローズとイジー・ストラドリンが、世界を揺さぶる怪物へと巨大化していった歩みを極上クオリティで綴る3枚組です。
こうした初期デモ/アウトテイクは、これまでもタイトル化されてきましたが、本作は海外のコアマニアが改めて編纂したもの。既発と同じテイクも結構多いのですが、その1曲1曲のジェネやノイズを精査。現存する「ベスト」で編み上げています。
本作は、そのマニアック・コレクションを更に最新・細心リマスタリング。正直なところ、GUNS N' ROSESの初期デモはベスト・テイクではあってもピッチが狂っているものが多い。先述の海外マニアはテイクのベストは選んでも、それを素のままにしており、おおよそ8割方はピッチが狂っていました。本作では、それらをジャストに揃え、バラバラだった音量・音圧でも均一に調整。「スタジオ作品」として一気に聴き通せる“格”を実現いたしました。それでは、収録内容を詳しく見ていきましょう。

●DISC 1:HOLLYWOOD ROSEデモ(1981年)
まず登場するのは、アクセルとイジーが組んだHOLLYWOOD ROSEのデモ4曲。すでに「Anything Goes」「Reckless Life」の原曲も演奏しており、一部では「Taxi Driver」とも呼ばれる未発表曲も披露しています。
それ以上にとにかく鮮烈なのが、当時ティーン(19歳)だったアクセルの歌声! すでに超・個性が出来上がって堂に入った歌声ではあるものの、その若々しさは尋常じゃない。“子供っぽさ”がほんのりと顔をのぞかせるわけですが、別に子供声なわけではない。“初めてのレコーディング”に臨む緊張とはしゃぎっぷりが爆発力になっており、伸びに伸びる高音はまったく抑えが利かない……と言いますか、押さえる気がない。まさにリトル・モンスターの第一歩が極上サウンドで味わえるのです。 

●DISC 1:APPETITE FOR DESTRUCTION(1986年デモ)
時代は5年飛んで、いよいよ現象盤『APPETITE FOR DESTRUCTION』への助走が始まりました。その初期デモ11曲です。
先ほどのHOLLYWOOD ROSEは明日をも知らぬ爆裂テンションでしたが、こちらはグッとプロフェッショナル。テンポも落ち着いており、「とりあえず確認」的な余裕のある演奏ぶりが印象的です。もちろん、単に“ダレたバージョンのAPPETITE”なわけではなく、歌詞違いでヴァースも異なる「Anything Goes」やインストのジャム「Ain't Goin' Down」、『USE YOUR ILLUSION』で正規にレコーディングされる「Don't Cry」「Back Off Bitch」「November Rain」の初期バージョン等々、聴きどころも目白押しです。

●DISC 1-2:APPETITE FOR DESTRUCTION(1986-1987年リハ)
DISC 1最後の2曲からDISC 2全編を貫くのは、『APPETITE FOR DESTRUCTION』制作時のリハーサル・トラック。1986年から1987年にかけ、さまざまなスタジオで録音されています。そのため、クオリティはまちまちなのですが、総じて上記のデモよりもクリア。レコーディングの練習のようだったデモとは違い、せーの!のライヴ録音らしく、勢いもテンションもグッと高まった珠玉のテイクばかりです。
その内容も美味しい。『APPETITE FOR DESTRUCTION』の全12曲中8曲が演奏されており、まさに「もう1つのAPPETITE」「スタジオライヴ版APPETITE」の様相。それだけでなく『LIVE ?!*@ LIKE A SUICIDE』の4曲中3曲、『USE YOUR ILLUSION』の「Don't Cry」「Back Off Bitch」、さらにはストーンズの「Jumpin' Jack Flash(2バージョン)」やプレスリーの「Heartbreak Hotel」など、当時の彼らが普段から演奏していたであろう名曲群がズラッと揃っている。現象盤『APPETITE FOR DESTRUCTION』の下地と言うだけでなく、その大名盤を生み出したGUNS N' ROSESの“本質”に迫る演奏の数々が至高のクオリティで描かれるのです。

●DISC 3:LIVE ?!*@ LIKE A SUICIDE(1986年アウトテイク)
DISC 3は、さらにプロフェッショナル! 伝説のEP『LIVE ?!*@ LIKE A SUICIDE』のアウトテイクです。かの名作EPはスタジオ録音に偽の歓声を被せた疑似ライヴ盤だったわけですが、本作はその歓声抜きバージョン4曲に、未収録に終わった3曲「Shadow Of Your Love」「Heartbreak Hotel」「Jumpin' Jack Flash」も収録しています。
インディーズとは言えリリース用録音はケタ違いに素晴らしく、疑似とは言え「ライヴ盤」で通った演奏は激烈。ベストマスターを並べた本作でも、間違いなくハイエスト……と言いますか、GUNS N' ROSES全史でもこれほど強烈なスタジオ録音は他にない。特級にして頂点的な7曲です。

●DISC 3:USE YOUR ILLUSION(1990年初期デモ)
最後を締めるのは『USE YOUR ILLUSION』の初期デモ10曲(11トラック)。詳しい録音日時は未だ不明ですが、レコーディング・セッションは1990年1月に始まっていますので、その近辺とされています。
そのクオリティではデモらしいものですが、その中身はやはり珠玉。『USE YOUR ILLUSION』用セッションとは言っても、正規盤に収録された曲は「Bad Obsession」「The Garden」「Yesterdays」程度。その他は未発表曲の嵐なのです。しかも、そのほとんどがキチンと曲として完成しており、お蔵入りになったのが惜しいほどの名曲ぶり。特に「Crash Diet」は、そんじょそこらのバンドなら“人生に1曲書けるかどうか”のレベル。正規盤『USE YOUR ILLUSION I&II』からして雑多なレパートリーを録音しまくったような作りでしたが、まだまだ知られざる名曲がたっぷりと残っていた……。GUNS N' ROSESはロック史に残る怪物バンドですが、その原動力は尽きない創作力にあった。その怪物ぶりを改めて思い知らされるデモトラック集なのです。

以上、全52トラック・3時間48分41秒の秘宝集です。『LIVE ?!*@ LIKE A SUICIDE』『APPETITE FOR DESTRUCTION』『USE YOUR ILLUSION I&II』……並べるだけでタメ息が漏れる名盤を生み出し続けていた初期GUNS N' ROSES。オリジナル・アルバムの原型と言うだけでなく、誰の目も気にすることなく音楽と向き合っていたスタジオの中。ステージとも違う素顔が詰まった3枚組です。2017年にリリースされ、大人気のうちに完売・廃盤となった3枚組。ここに2ndプレスで堂々の復刻です!

★初期のデモ/アウトテイクを最高峰クオリティで集成したスタジオ・アルバム。「HOLLYWOOD ROSEデモ4曲」「APPETITE FOR DESTRUCTIONデモ11曲/リハーサル19曲」「LIVE ?!*@ LIKE A SUICIDEアウトテイク7曲」「USE YOUR ILLUSION初期デモ11曲」を収録。海外のコアマニアが改めて編纂したもので、1曲1曲のジェネやノイズを精査。現存する「ベスト」で編み上げています。本作は、そのマニアック・コレクションを更に細心マスタリング。バラバラだった音量・音圧でも均一に調整。「スタジオ作品」として一気に聴き通せる完成度を実現いたしました。19歳だったアクセルの若々しい歌声からアレンジ違い、完全未発表曲等々、多彩なスタジオ録音がたっぷり味わえる3枚組が2ndプレスで復刻です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (76:03)
"Hollywood Rose" Works

01. Shadow Of Your Love
02. My Way, Your Way ("Anything Goes")
03. Wreckless ("Reckless Life")

"Hollywood Rose" 1981 Studio Demos
Axl & Izzy's First Demo Recording Session
Izzy plays bass without Axl on this song

04. Unknown Title Song #1

1986 Early Studio Demos
Studio Demos recorded at various locations in 1986

05. Welcome To The Jungle #1
06. Out Ta Get Me
07. Anything Goes (Alternate Lyrics & Diffrent Verse)
08. Ain't Goin' Down A.K.A. "Meet & Beer Jam"
09. Don't Cry
10. Back Off Bitch
11. Shadow Of Your Love
12. Welcome To The Jungle #2
13. F**king Crazy ("You're Crazy")
14. November Rain (Acoustic Guitar Version)
15. November Rain (Piano Version)

"Appetite For Destruction" Studio Rehearsals

16. Reckless Life
17. Move To The City

Disc 2 (76:34)
"Appetite For Destruction" Studio Rehearsals
Studio Rehearsals recorded at various locations 1986-1987

01. Ain't Goin' Down A.K.A. "Meet & Beer Jam"
02. Welcome To The Jungle
03. Nightrain
04. Paradise City
05. My Michelle
06. Think About You
07. You're Crazy
08. Anything Goes (Alternate Lyrics)
09. Rocket Queen (Take 1)
10. Rocket Queen (Take 2)
11. Don't Cry
12. Back Off Bitch
13. Move To The City (Acoustic Version)
14. Jumpin' Jack Flash (Acoustic Version)
15. Heartbreak Hotel
16. Mama Kin
17. Jumpin' Jack Flash (Electric Version)

Disc 3 (76:04)
"Live Like A Suicide" Recording Sessions
Recorded for "Live?!!!@Like A Suicide"
Recording Sessions 1986
Original version without audience noise

01. Reckless Life
02. Nice Boys
03. Move To The City
04. Mama Kin
05. Shadow Of Your Love
06. Heartbreak Hotel
07. Jumpin' Jack Flash

"Use Your Illusion" Early Working Demos

08. Bad Obsession
09. Too Much Too Soon
10. Sentimental Movie
11. Crash Diet
12. Unknown Title Demo #1
13. The Garden
14. Just Another Sunday
15. Bring It Back Home
16. Unknown Title Demo #2
17. Yesterdays
18. Crash Diet (Alternate Mix)