Lollapalooza Chicago 2019


Lollapalooza Chicago 2019
Shades
[Shades 1080] (1DVDR)

DISC 1
2019.08.04 Grant Park, Chicago, IL [PRO-SHOT]


[メーカーインフォ]
秋にはツアーを控え、その後は待望の新作の製作も本格化するというGUNS N' ROSES。その直前に行われたスラッシュの最新・極上映像が登場です。
そんな本作に収められているのは「2019年8月4日シカゴ公演」。マイルズ・ケネディと世界的な有名フェス“ロラパルーザ”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。先述のように、スラッシュは秋からGUNSとのツアーやレコーディングに集中すると表明されていますが、2019年のメイン活動はあくまでソロ。まずは、その事情を知る意味でも現在までに公表されているスケジュールでショウのポジションを確かめてみましょう。
・1月8日-22日:アジア(7公演)
・1月25日-2月3日:オセアニア(6公演)
・2月7日-3月15日:欧州#1(22公演)
・5月3日-6月3日:中南米(17公演)
・6月7日-7月9日:欧州#2/中東(19公演)
・7月15日-8月13日:北米(20公演) ←★ココ★
《9月25日-11月2日GUNS N' ROSES:15公演)
これが2019年のスラッシュ。今年は年始からソロ活動に邁進しており、本稿が更新される今日がまさにツアー千秋楽でもある。来月からは、いよいよGUNS N' ROSESの再始動です。そんな中で本作のロラパルーザ公演は、最終盤「北米」レッグ14公演目にあたるコンサートでした。
“ロラパルーザ”は言わずもがなの世界的超有名フェス。それだけにこのショウはマルチカメラで撮影され、全世界的に配信。本作は、そのプロショットをDVD化したものなのです。そのクオリティはまさに完全オフィシャル級。最新プロショットが超極上なのは当たり前という気もしますが、世界的な“ロラパルーザ”だけに単なる公式級ではない。クルーは明らかにプロ中のプロであり、ミックスも収録も完璧ですし、アングルはダイナミックを極め、カット割りはセンスたっぷりで楽曲と完全シンクロ。そんじょそこらの田舎フェスではあり得ない“プロショットかくあるべし”を体現する超絶の映像美なのです。
そんな映像美で描かれるショウは、GUNS N' ROSESに通じながらもそれだけに囚われないスラッシュの名曲ラッシュ。ここでその内容を整理しておきましょう。
●APOCALYPTIC LOVE(4曲)
・Halo、Standing In The Sun、You're A Lie、Anastasia
●LIVING THE DREAM(5曲)
・The Call Of The Wild、My Antidote、Serve You Right、Mind Your Manners、Driving Rain
●その他(3曲)
・Nightrain(APPETITE FOR DESTRUCTION)、Back From Cali(SLASH)、World On Fire(WORLD ON FIRE)
……と、このようになっています。フェス出演なためにショート・セットでもありますが、その中で『APOCALYPTIC LOVE』『LIVING THE DREAM』の2枚にこだわって名曲を濃縮している。実のところ、来月リリース予定のオフィシャル映像作『LIVING THE DREAM TOUR』でもすべて観られる曲ではあるのですが、ショウの雰囲気はまるで違う。オフィシャル作はロンドンの“イベンティム・アポロ(旧:ハマースミス・アポロ)”だけに暗い屋内コンサートなわけですが、“ロラパルーザ”は屋外フェス。会場遠方にはビル群がそびえ立つ独特なムードで、夏らしい開放感がたっぷりと味わえるのです。また、屋外フェスのプロショットと言えば、当店でも大人気を博した『ROCK AM RING 2019(Shades 1066)』も記憶に新しいところですが、それとも違う。“ROCK AM RING”は終始日差しの明るい日中に行われましたが、“ロラパルーザ”は夕暮れ時の出演。開演時にはまだまだ昼下がりなムードを漂わせつつ、1曲また1曲と重ねる度に夕闇が深くなり、色とりどりの照明に取って代わられていく。その変遷がショウの熱気と見事にシンクロしており、薄暗い都会の夜の“ヤバさ”が滲み出し、ショウのエッジを鋭くしていくのです。
「欧州#1」から生まれたオフィシャル作『LIVING THE DREAM TOUR』、「欧州#2」の代表作『ROCK AM RING 2019』、そして本国アメリカ編とも言える本作。GUNS N' ROSESとソロを平行させるようになったスラッシュの超極上プロショット3部作でも最新の映像作品です。オフィシャル映像の姉妹作としても、GUNSの最新作に向けてカウントダウンする“今”を噛みしめるにも見逃せない1枚。どうぞ、じっくりとお楽しみください。

DISC 1
1. Ray's Goodbye
2. The Call of the Wild
3. Halo
4. Standing in the Sun
5. Back From Cali
6. My Antidote
7. Serve You Right
8. Mind Your Manners
9. Driving Rain
10. Nightrain
11. You're a Lie
12. Anastasia
13. World on Fire

Slash - Guitar
Myles Kennedy - Vocal
Frank Sidoris - Rhythm Guitar
Todd Kerns - Bass
Brent Fitz - Drums

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 62min.