LISBON 2022


LISBON 2022
Shades
[Shades 1543] (3CD-R)

DISC 1-3
2022.06.04 Passeio Martimo De Alges, Lisbon, Portugal


[メーカーインフォ]
スラッシュのソロ活動を挟み、8ヶ月ぶりに再起動を果たした怪物GUNS N' ROSES。レア曲も話題の最新ステージをフル体験できるライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「2022年6月4日リスボン公演」。その一部始終を真空パックした極上オーディエンス録音です。彼らの近況を知る意味でも、まずは現在までに分かっているスケジュールからおさらいしておきましょう。

《2月22日『HARD SKOOL EP』リリース》
×5月21日:デイトナビーチ(キャンセル)
・6月4日:リスボン公演 ←★本作★
・6月7日:セビリア公演
・6月11日:セルヴェスボリ公演
 >>今ココ<<
・6月15日ー7月15日:欧州(16公演)
・9月1日ー10月23日:中南米(20公演)
・11月18日ー12月10日:オセアニア(8公演)

これが現在公表されている2022年のGUNS N' ROSES。本来であれば、2022年の第一夜は5月のデイトナビーチになる予定でしたが、悪天候のために直前になってキャンセル。6月の欧州ツアーから再始動となりました。本作のリスボン公演は、その初日にあたるコンサートでした。
わずか10日ほど前のショウを真空パックした本作は、力強く鮮やかな芯とクリアさに目も醒める名録音。盛大に盛り上がる熱狂も吸い込みつつ、極太な芯は距離感もなくダイレクトに轟き、ディテールも超鮮やか。1音1音が輪郭もくっきりと飛び交い、すべての楽器が綺麗にセパレートして聞こえるのです。音色的にサウンドボードと間違えたりはしませんが、演奏がビビッドに浮き立つ様はオーディエンス録音の常識外です。
そのサウンドの要は2022年の最新機材と録音家の技術の賜でしょうが、会場の影響も大きい。何しろ、現場となったのは大西洋が目の前に広がる海岸に特設されたステージで、完全なオープン・スペース。音を反射する壁もの天井が最初からなく、現場PAが吐き出す出音をダイレクトに拾っている。もちろん、野外であれば必ず良い音になるわけではなく、PAから遠ければスカスカになってしまいますし、海風を拾ってしまったら台無し。しかし、本作に限ってはその心配もなし。野外だからこその旨みを最大限に活かしきっているのです。
しかも本作は、その高みをグイッと引き上げた最高峰更新盤。原音は高音にやや詰まった感じがあってレンジが狭く感じられたのですが、本作では帯域ごとのバランスを精査した上で調整。ヌケも向上し、全体のアンサンブルもより聴きやすいサウンドを実現しました。
そんな開放感いっぱいの極上サウンドで描かれるのは、レア曲も話題のフルショウ。ここでその内容を整理しておきましょう。

●クラシックス
・アペタイト・フォー・ディストラクション:It's So Easy/Mr. Brownstone/Welcome To The Jungle/Sweet Child O'Mine/Rocket Queen/Nightrain/You're Crazy/Paradise City
・ユーズ・ユア・イリュージョンI&II:Double Talkin' Jive/Coma/Live And Let Die/November Rain/Estranged/You Could Be Mine/Civil War/Knockin' On Heaven's Door
・その他:Shadow Of Your Love/Reckless Life/Patience
●その他
・チャイニーズ・デモクラシー:Chinese Democracy/Better
・カバー:Slither/Walk All Over You/I Wanna Be Your Dog
・新曲:Hard Skool/ABSURD

……と、このようになっています。代表曲がズラリと並ぶ中で、話題となっているのは「Reckless Life」や「You're Crazy」、それにAC/DCのカバー「Walk All Over Your」辺り。「Reckless Life」が演奏されるのは1993年以来29年ぶりですし、「You're Crazy」は1991年以来31年ぶり。さらに貴重なのは「Walk All Over Your」で、この日が初披露。本家AC/DCでさえボン・スコット時代にしか演奏しておらず、もちろんアクセルがをヘルプした際にも歌っていないレア曲なのです。
また、本作はレア曲だけではない。再始動に臨む気合いの入った演奏も素晴らしいですし、新曲「Hard Skool」「ABSURD」を両方披露したり、ダフが歌う「I Wanna Be Your Dog」も最新ライヴならでは。そして、2022年のムードにハッとなるのが「Civil War」。アクセルはこの曲をウクライナに捧げ、プーチン大統領を「狂気の暴君(insane tyrant)」と吐き捨てるのです。
再び巨体を揺り動かしたロック界最大の怪物。そのフルショウを野外ならではの超ダイレクト感サウンドで楽しめる最新ライヴアルバムです。始まったばかりでいきなり「ツアーNo.1では?」との評まで飛び出している新名盤。どうぞ、3枚組でお腹いっぱいお楽しみください!

★ツアー再開初日「2022年6月4日リスボン公演」の極上オーディエンス録音。力強く鮮やかな芯とクリアさに目も醒める名録音で、さらに独自マスタリングで磨き込んだ最高峰更新盤。極太な芯は距離感もなくダイレクトに轟き、ディテールも超鮮やか。反響ゼロの野外ならではの旨みが最大限に活きています。30年近く封印されていた「Reckless Life」「You're Crazy」や全世界初演となるAC/DCのカバー「Walk All Over Your」も美味しい話題の最新ショウを極上フル体験できます。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (48:54)
1. Intro
2. It's So Easy
3. Mr. Brownstone
4. Chinese Democracy
5. Slither
6. Double Talkin' Jive
7. Welcome to the Jungle
8. Better
9. Coma 

Disc 2 (62:36)
1. Reckless Life ★29年ぶりの演奏
2. Estranged
3. Shadow of Your Love
4. Walk All Over You ★初のAC/DCカバー曲
5. Live and Let Die
6. You Could Be Mine
7. Hard Skool
8. ABSURD
9. Civil War
10. Band Introduction
11. Slash solo
12. Sweet Child O' Mine

Disc 3 (67:29)
1. Rocket Queen
2. I Wanna Be Your Dog
3. November Rain
4. Knockin' on Heaven's Door
5. Nightrain
6. Patience
7. You're Crazy
8. Paradise City