CHICAGO 1987 + ST. PAUL 1987 (Bonus CDR)


CHICAGO 1987 ST. PAUL 1987(Bonus CDR)
ZODIAC
[ZODIAC 262] (1CD+1CDR)

DISC 1
1987.12.18 UIC Pavilion, University Of Illinois-Chicago, Chicago, IL
(Bonus CDR)
1987.12.17 Roy Wilkins Auditorium, St. Paul, MN


[メーカーインフォ]
地球を丸ごと塗り替えた“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”。あの伝説のツアーから、驚異の新発掘ライヴアルバムが登場です!
本作に収められているのは「1987年12月18日シカゴ公演」。このショウは、これまで録音も映像も一切見つかっていなかった“穴”のコンサートでした。何しろ、伝説ツアーだけに、今日までの30年間にありとあらゆる記録が掘り起こされてきました。「さすがにもう……」と思われていたのですが、まさかまさかの新発掘。しかも、異常なまでのハイクオリティ録音なのです! 気になる中身の前に、まずはショウのポジションをツアーの全体像から把握してみましょう。
【1987年】
・6月19日-28日:欧州#1(英国3公演)
・8月1日-9月17日:北米#1(24公演)
・9月29日-10月8日:欧州#2(8公演)
・10月16日-12月31日:北米#2(49公演)←★ココ★
【1988年】
・1月5日-2月12日:北米#3(13公演)
・3月31日-6月8日:北米#4(30公演)
・7月9日-9月17日:北米#5+ドニントン(40公演)
・12月4日-19日:日本/オセアニア(9公演)
これが“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR 1987-1988”の全体像。本作のシカゴ公演は「北米#2」の42公演目にあたる“1987年末期”のコンサートでした。実はこの頃、GUNS N' ROSESはアクシデントにも見舞われてもいた。スティーヴン・アドラーがバーで喧嘩騒ぎとなり、腕を骨折。CINDERELLAのフレッド・コウリーを代役に迎えていました。フレッドが代役を務めていたのは、1987年12月17日から1988年1月5日までの9公演で、本作はその2公演目にあたるコンサートでもありました。
そんなショウを収めた本作は、名門「Krw_co」から発表されたばかりのマスターで、これまで秘匿されていたのが信じられないくらいの超・極上オーディエンス……と言いますか、客録ということさえ信じられない次元。何しろ、猛烈にクリアで苛烈なまでにダイレクト。会場反響もほとんど感じられず、すべての楽器がライン録音ばりに間近。それこそ、ギターは弦をこする音、ヴォーカルは吐息レベルの超クリアっぷりなのです。しかも、オーディエンス・ノイズまでほとんどない。いや、ヘッドフォンでよーく耳を澄ませば、リアルな熱狂もあるにはある……よな……くらいのサウンド。スネアの鳴りにオーディエンスっぽさがあるのでやっぱり客録なのでしょうが、ほぼほぼ流出サウンドボードかのような聴き心地です。
それほどの超・極上マスターだけに世界中のマニアが騒然となっているのですが、致命的な欠点が2つだけあった。1つはピッチ。ネットに登場したマスターはピッチが豪快に狂っており、酷いパートでは60%以上も速くなっている。もう1つはエンディング。最終曲「Paradise City」の途中(3分半辺り)で録音が終了してしまうのです。そこで、本作ではこうした欠点をマスタリングで解消。まず、ピッチを完全に補正しつつ、やや中音域に寄っていたサウンド・バランスも調整(これは致命的とまではなかったものの、ついでに?ベスト・バージョンを期しました)。ラストの録音漏れは翌日「12月19日マディソン公演」で補完いたしました。
こうしてベスト・バージョンとなった初公開の“シカゴ公演”の素晴らしさ……。ドラムがフレッド・コウリーなだけに“あの5人”のマジックとはいきませんが、逆に言えば貴重な記録。しかも、代打2公演目だと言うのに安定感が凄い。その上で、世界を変えてしまった“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”のエナジーが炸裂する……これが悪かろうハズがありません。
アリス・クーパーの前座だけに短めのショウではありますが、歴史的なツアーの新発掘にして、貴重な代打公演。その全貌を異様なハイクオリティ・サウンドで描ききった大傑作です。すべての曲、すべてのノート、MCの一言にいたるまで、初めて聴く“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”なのです。あの素晴らしきツアーから30年、また新たな1ページが登場です。

[特別企画]
伝説の“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”から誕生した超極上の新発掘ライヴアルバム『CHICAGO 1987』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じ録音者によるもう1本の新発掘アルバム『ST. PAUL 1987』が特別に付属致します。
GUNS N' ROSES - ST. PAUL 1987 (Special Bonus CDR)
Live at Roy Wilkins Auditorium, St. Paul, MN. USA 17th December 1987 TRULY PERFECT SOUND
本編プレスCDは、奇跡のツアーを超・極上サウンドで描く見事な新発掘アルバムです。本来であれば、ボーナスなどなくても充分に強力なタイトルなのですが、どーしてもお届けしたい録音がもう1つある。そこで、ボーナス不要の決定盤に押しつけ付属決定です!
そんな本作の正体とは「1987年12月17日セントポール公演」でフレッド・コウリーを代役ドラマーに迎えた初日。そう、本編プレスCDの前日にあたるオーディエンス録音です。このショウは本編のシカゴ公演と違って従来から記録の知られているのですが、本作はそんな既発のコピーやリマスターではなく、これまた極上の新発掘。実は、本編プレスCDと同じ録音家による作品で、やはり同じく名門「Krw_co」から発表されたものなのです。
同じ録音家、名門の発掘というだけあって、本作も尋常ならざるハイクオリティ・サウンド。さすがに本編プレスCDほどの異常なダイレクト感ではなく、オーディエンス録音らしいサウンドではあるものの、空気の透明感、クリアさでは本作の方が上なくらい。オーディエンス・ノイズの少なさは良い勝負ですし、総体的には本編プレスCDと同じくらいの高得点サウンド。これまた本編プレスCDと同じように、ネット音源では豪快にピッチが狂っていましたが、本作では正確に補正。この録音のベスト・バージョンに仕上げました。そこまでの傑作にも関わらず、本作がボーナスに回った理由は3つ。「Nightrain」の途中で録音が終わる不完全収録なこと、サウンドの個性が“びっくり”するようなインパクトよりも端正感が漂うタイプなこと、別録音とは言え、既発が存在していること。こうしてプレス化を逃してしまったわけですが、クオリティ的には本作もまた永久保存に相応しい名録音なのです。
そのサウンドで描かれるのは、本編プレスCDにも匹敵する素晴らしいショウ。“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”らしい荒々しさ、若きアクセル・ローズの傍若無人な歌声、スラッシュとイジー・ストラドリンの艶やかな音色、ゴリゴリとしたダフ・マッケイガンのグルーヴ、そしてスティーヴン・アドラーの代役を務めるフレッド・コウリーのドラミング……すべてがクリアに真っ直ぐ届く。フレッドのドラミングがやや堅めで堅実にこなしているのもドキュメント。まさに本編プレスCDの姉妹編となるライヴアルバムなのです。
奇跡の新発掘は、もう1本あった。すべての条件が本編プレスCDと酷似して揃った片割れアルバム。今回の発掘が衝撃的だからこそ、2本セットでその衝撃の全貌を味わっていただきたいのです。その想いを込めた新発掘アルバムの大傑作。どうぞ、併せてお手元で愛してください。それに相応しい、素晴らしいライヴアルバムなのです。

DISC 1 (49:06)
1. Intro
2. It's So Easy
3. Out Ta Get Me
4. Mr. Brownstone
5. Sweet Child O' Mine
6. My Michelle
7. Knockin' On Heaven's Door
8. Welcome To The Jungle
9. Band Introductions
10. Nightrain
11. Paradise City (★3:34~Dane County Coliseum, Madison, WI. USA 19th December 1987)

W. Axl Rose - Vocal
Slash - Guitar
Izzy Stradlin - Guitar
Duff McKagan - Bass
Fred Coury - Drums

Bonus CDR (43:32)
1. Intro
2. It's So Easy
3. Out Ta Get Me
4. Mr. Brownstone
5. Sweet Child O' Mine
6. My Michelle
7. Knockin' On Heaven's Door
8. Welcome To The Jungle
9. Member Introduction
10. Nightrain

W. Axl Rose - Vocal
Slash - Guitar
Izzy Stradlin - Guitar
Duff McKagan - Bass
Fred Coury - Drums

Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "CHICAGO 1987"(ZODIAC 262)