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Shades
[Shades 928] (2CD-R)

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DISC 1-2
2018.06.03 Olympiastadion, Berlin, Germany

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[メーカーインフォ]
2018年も再始動した“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”。その最新ライヴアルバムにして、衝撃の「Slither」も飛び出す極上盤が登場です。
本作に収められているのは「2018年６月３日ベルリン公演」。その超極上オーディエンス録音です。彼らの近況を知るためにも、まずは2018年のライヴスケジュールを確認してみましょう。
・６月３日-９日：欧州（３公演）
　ー今ココー
・６月12日-７月24日：欧州（16公演）
・11月８日-25日：アジア（７公演）
・11月29日：南アフリカ公演
これが現在までに公表されているスケジュール。本作のベルリン公演は、再始動の一発目。2018年最初のショウであり、記録したての湯気の出るような最新録音なのです。
そんな本作は、クオリティがまた怪物くん。一発目にしていきなり2018年のベストになるんじゃないかと話題騒然のマスターでして、オンなド迫力とクリアなディテールが両立した凄まじい。開演時こそリアルな熱狂の臨場感がたっぷりですが、いざ演奏が始まるや極太の演奏音がすべてをねじ伏せる。そして、その下方からはうっすらとしていながら大歓声のうねりがコンロの炎のようにユラユラと立ち上り、GUNS N' ROSESを釜ゆでにしていく。
まるで公式ライヴアルバムのようにぶっとくハイクオリティでありながら、現場感も圧倒的。まったくもって素晴らしすぎるサウンドなのですが、それには理由がある。実は、この録音を収めたのは現在、世界的に絶賛を集めている名録音家「wb」氏。ポール・マッカートニーやエルトン・ジョン等の大傑作群で注目され、最近では21世紀RAINBOWの頂点録音『DEFINITIVE BERLIN 2018（Black Box 027）』でも凄まじい録音テクニックが衝撃を振りまきました。本作は、そんな現代の名手コレクションでも特級の１本なのです。
それほどの極上サウンドで描かれるショウがまた凄い。初日だけに本調子ではないだろう……という予想も囁かれていましたが、ところがどっこい。初日にして全力疾走のスタート・ダッシュが凄い。再編GUNSというと、アクセルの好調不調が激しくもありますが、本作は間違いなく「好」の方。すでに20公演はこなしているんじゃないかと思うほどにかっ飛ばすショウなのです。
セットは“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”の基本に準じるもので、昨年の衝撃プロショット『ROCK IN RIO 2017』に酷似。しかし、その中で１曲、衝撃となったのは「Slither」。もちろん、VELVET REVOLVERのあの曲であり、2015年12月に急逝したスコット・ウェイランドに捧げるかのように演奏されるのです。GUNSが分裂時代のスラッシュ曲をやるのはこの日が初めてのことですし、まさかアクセルの歌声で「Slither」を聴く日が来るとは……。今後も演奏していくのかは分かりませんが、現在までのところ２公演のみ。その激レア・パフォーマンスをオフィシャル級の極上サウンドで味わえるライヴアルバムなのです。
ツアー再開の第一報にして、凄まじいまでのハイクオリティ・サウンド。激レア「Slither」も含め、最新“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”のフルショウを世界の名手が腕によりをかけて記録しきった銘品です。もしかしたら１発目で2018年トータルの最高傑作かもしれない。そうなっても何の不思議もないほどの大傑作。どうぞ、本作でいち早くご体験ください！